薄々は気がついてはいたんです。
猫の飼い主さんたちは水玉のような創作フィクションより、「うちの子の歴史」つまりノンフィクションを書いた方が喜んでもらえることに。よくライターさんたちが記事として書いていますよね。
でも、水玉はノンフィクションを書くのは大の苦手。
これまでに二回ほど書いていますが、思うように書けないし時間はかかるし、苦行、もとい修行でした。泣きながら書いていました。
そもそも最初に童話のモデルになってもらった猫さんも、飼い主さんからノンフィクションを書いてほしいと言われ、何年も保留にしていたのが、偶然にも猫さんの発病と同時に発表になってしまいました。他のサイトでの公開でしたが、けっこう好評でKADOKAWA様の編集の方の目に止まり、結果、その猫さんの書籍が発売にもなりました。
でも、その書籍には、水玉はご縁はありませんでした。当時の水面下での人間関係のすれ違い、板挟み—— 煮え切らない水玉が一番悪かったのですが。今でもこれを書きながら、大事にしたかったのに壊れてしまった人間関係が苦しくて涙が出てきます。
それがトラウマになって、この数年ずっとリハビリ中でした。
それがカクヨムコン8の中間選考全滅が電気ショック?になって、有難いことにリハビリ終了になりました。
近年はだいたい通過させてもらっていたので、気持ちの緩みと言い訳で、リハビリとかほざいていたのだと思います。
リハビリ終了と言っても、作品がレベルアップしたわけではありません。その証拠に最新作の長編(完結済み)は、近来稀に見る絶不調。
元々☆星がつかないので有名な水玉ですが、いつもはだいたい読んでくださる方もまるで読んでくださらない。やっぱりボーイズライブと解説やタグにつけたのがよくなかったかなと。
仕方ないですけど。
昔のことまで引っ張り出してグタグタ愚痴ってしまい、我ながら見苦しいので、すぐに消すと思います。
なかなか思うようにはいかないのが、人生なんでしょうね。
だから面白いのかも。
だから小説が生まれるのかも。