先日、8月から投稿していた「鮮紅のロンギヌス」が一旦完結いたしましたので、簡単なあとがきのようなものを書いておきます。
いずれ反省点や欠点を上げて考察する「ひとり反省会」もやりたいのですが、完結したばかりのタイミングでやると読者の興を削ぐことになるかと思いますので、そちらはまたの機会にします。
とにかくまずは最新話が更新される度に続きを読んでくださった皆様に感謝を。
今回初めて書き上げる前の作品をカクヨムに投稿し始めましたが、数日もしくは週に一話の投稿を続けるのはなかなか大変な作業でした。「続きを待ってくれている方々がいる」という意識がなければ、完結までより時間を要していたことでしょう。11月に終えることができたのは、あなた方読者のおかげです。
それにしてもカクヨムというかネット小説の世界では、2、3日ごと、何なら毎日のように更新を続ける書き手もいるそうで……その筆の速さやバイタリティ、責任感には敬意を表するしかありません。
ところで本作「鮮紅のロンギヌス」のストーリーは、元々構想していた別の物語(仮タイトル「灰より生まれ」)の一部を膨らませたものでした。
そちらの重要な登場人物であるロゼリア・ライヴリーの過去パートを取り出して独立した長編に仕上げたのですが、物語の過去編だけを抽出したことによる弊害が色々出てしまったのは反省が必要だなと……まあこの点に関してはまたの機会に……
さて、次回作は肝心の「灰より生まれ(仮)」に取りかかりたいところではありますが、「ロンギヌス」よりずっと複雑で長大な話になるはずなので、しっかり準備した上で投稿を始める必要がありそうです。
それまではまた別の物語を書くか、或いは「灰より生まれ(仮)」の方に集中するか……何にせよ次回作でも再びご愛顧いただければ幸いです。