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長編小説、書きながら投稿するか書き終えてから投稿するか

 小説投稿サイトで長編小説を発表する場合、書きながら書いた分を投稿する人と、書き終えてから投稿する人のふたつのタイプがあると思います。完結してはいないけれど、ある程度まとまってから発表するとか、中間的なタイプもいるかもしれませんね。
 私はかつて前者でしたが、いまは書き終えてから発表するようにしています。

 書きながら投稿するメリット
①読者の反応を確かめながら書ける。
②書いたものは公開したいという作者の想いを満たせる。
 デメリット
①書き終えてから全体を見渡して推敲することができない(少なくとも初出時は)。
②完結できないかもしれない。

 書き終えてから投稿するメリット
①初稿を書き、2稿・3稿と推敲を重ねてから投稿できる。
②完結が保証されている。
 デメリット
①読者の反応がわからないまま完結してしまっている。
②読んでもらえるかどうかわからないまま孤独に書きつづけなければならない。

 前者のメリットは後者のデメリットであり、後者のメリットは前者のデメリットであるという関係にあり、うらはらです。
 どちらが正解というものではないと思います。前者の方がノリノリで書けるという人がいるだろうし、じっくりと小説に取り組んで書きあげてから発表したいという人もいるでしょう。
 私にも書いたものは一刻も早く読んでもらいたいという欲がありますが、初稿はあまりにもつたない(本当にどうしようもなく拙劣です。2稿だってたいしたことない)ので、しかたなく書き終えてから投稿することにしています。

2件のコメント

  • 私も一緒でしょうかね。
    長編小説も短編小説も書き終えてから投稿しています。
    以前は、みらいつりびとさんと一緒で書きながら投稿していましたが、どうしても本業の仕事の都合やネタが浮かばずに更新が滞ることがよくありました。
    現在もカクヨムコン用の長編小説が途中で詰まっています。

    書き終えてからの方が追われない分だけ安心感がありますよね。
  • 月影流詩亜様、コメントありがとうございます。

    投稿しつづけなければならないという一種の義務に追われるのは嫌ですね。
    長編は途中で詰まらずに最後まで一気に書けるということはまずありませんから、書き終えてからの方が安心です。

    カクヨムコン用の長編小説、がんばってください。
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