10万字超の長編小説の初稿を書き終えました。
知人に読んでもらって、中盤以降は面白いけれど、序盤が弱いという指摘をもらいました。誤字脱字もたくさんありました。きちんと推敲しているつもりなのに、書き損じています。
面倒ですが、2稿で直していきたいと思います。
長編小説を完成させるには、強引な力技も必要だと思います。
ちりばめた伏線を手繰り寄せて回収し、登場させたキャラクターそれぞれにそれなりの決着をつけ、ご都合主義を使いながらも物語の中になじませ、クライマックスをつくり、強引にでも完結まで持っていく。
近ごろはそれができなくて、2作ほど長編に着手しながら、途中で放棄していました。
やっと「完」という字を入力することができました。
直近3作の完成させた長編は全部三国志ものなので、去年の夏に書いた「夏冬の聖女」以来久しぶりの完全オリジナル長編小説となります。
力技をけっこう繰り出したという感覚があります。
初めて書いた長編「人と豚のハルマゲドン」以来の大きな力技かもしれないと感じています。
書き上げた高揚で、そう感じているだけかもしれませんが。
スポーツ小説で、恋物語で、SFです。
3要素それぞれを絡ませて、結末に持ってこれたと思います。
カクヨムコン応募作品にしたいので、公開は12~1月になる予定です。
温存しておいた「劉備が勝つ三国志」はコンテスト用作品にするのはやめて、秋にでも連載しようと考えています。
最近、近況ノートのネタが新作長編のことばかりですね。
これがいまの私にとって一番熱いトピックなので、どうかご容赦ください。