『名探偵ラト・クリスタルの追放』「第71話 後日談」を投稿しました。その名の通り、探偵裁判編の後日談となっております。
気をつけろ! この後日談、1万4千字はあるぞ……ッ!!
オマケ短編的な、番外編的なくくりで投稿しようと思っていたんですけど、どう考えてもこの分量をオマケ短編ですと言い張る自信がなく、本編にくっつけておきました。
探偵裁判編は終幕したと書きましたが、あれは嘘です。
この二~三日くらい午前四時までかかって書き上げました。
普通にしんどかったです。無料小説を書き続けて心臓がダメになって死ぬのは嫌だな……。
こんなに(無料で)書く作家さんは地球上におそらくそうそういないと思います。
まねしちゃだめだぞ。
以下は内容に関係する話です。
わたしが戦闘シーンを書き始めたのは前のペンネームで書いていたときの最晩年の頃なのですが、もう何年前になるでしょうか……。最初は戦いにいたる経緯というか、バックグラウンドというか、そういうものが大事だろうと思っていたのですが、書き続けるうちに精神面にフォーカスしていくようになりました。いろいろな登場人物に避け難い暴力を振るわせ、そして書き続けてわかったことは、どれだけ英雄的な戦いであっても暴力そのものが人を幸福にすることは絶対にないのだということです。
たくさんのキャラクターが物語のなかで懊悩し、孤独に苛まれ、どうしたらいいのかわからずに迷うなかで、クリフ君はいちばん苦しみに近いところに生まれながらも、限りなく正しさに近い解答を掴んでくれたような気がします。
わたしのキャラクターとはとても思えません。
どこから生えてきたんでしょうね。