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才能

ああもうほんと、なんで私には才能がないんだろうって叫びたくなる時があるんです。

愛してるが欲しいだけだったは私の経験を、足りない私が満ちるまでは私の幼少期からの構想を使った小説。書きたいのに、文字を打つこの指が止まってしまう。
思ったような表現ができない、頭の奥では完成しているストーリーを一語一句にすることができない。特に足りない私が満ちるまでは、起承転結全てが脳内にあるんです。なのに書き起こすことができない、ああきっとこれが才能がないってことなんだろう、なんてこんな年末に考えてしまうんです。筆を止めたくなります、毎日作成画面を開いては、3文字入力して消すんです。これではダメだ、ダメだ。結局妥協でぶち込んだ言葉で成り立つ話数は何も誇れず、何も満たされないんです。足りない私が満ちるまで、を書いている私が満たされる時はいつなんでしょうか。

と、こんなことを書いてしまいましたが、書けないくらいリアルは充実しているんです。なにかこう、原動力が欲しいんですよね。

皆さん、良いお年を。

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