先日、twitter上で「#カクヨムコン8参加宣言」のハッシュタグをつけて、以下のとおり呟いたところ、武蔵野坐令和神社の「ご祈祷ライブ」で筆名を読み上げていただく誉れを賜りました。
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暗黒青春バイオテロミステリーで参加したいと思います。
題して『君のいない世界に、サボテンの花が咲く。』ほぼ完全新作です。
お話としても謎解きを主題とした物語としても楽しめる作品に仕上げますのでよろしくです。
仕事も立て込んできたのでお守りめっちゃほしい……。
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カクヨム運営と武蔵野坐令和神社の方々にこの場を借りて感謝申し上げます。
記念品として「締切守」もいただけるということなので、何としてもカクヨムコンに間に合わせようと、鋭意執筆しているところです(わたしの怠慢で御利益がなかったってことにはできないだろうかよ!!!)。
以下、『君のいない世界に、サボテンの花が咲く。』について少しだけ。
主人公は地方都市在住の進学校に通うやれやれ系高校生・深山樹(みやま たつき)。
物語は深山が中学時代の同級生・沢本遥(さわもと はるか)と偶然に再会したところから始まります。
かつてこの街で発生した連続殺人事件により母親を失った沢本は、復讐と称して、生態系を破壊するサボテンの繁殖を計画します。
深山は半ば巻き込まれるような形で、半ば自ら望むような形で、沢本のバイオテロ計画に加担していくことになります。
はたしてサボテンの繁殖はうまくいくのか。沢本の真の目的は何なのか。そして、全ての元凶である連続殺人鬼・ハンマーキラーの正体は――。とまあそんな感じのお話です。
過去作品と比べるとやや文芸色の強い作品ですが、本作も暗黒青春ミステリーと呼ぶにふさわしい内容となっております。ここでいう暗黒青春ミステリーとはすなわち、以下のような作品です。
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ひとつ、主人公は主題となる事件に勝利してはならない。
ひとつ、主人公は事件の解明を通じて大切なものを失なわなければならない。
ひとつ、主人公は絶望してはならない。
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公開の予定は以下のとおりです。
第一部「春の終わり、夏のはじまり」(第一章~第五章)
令和4年12月1日(木曜日)19:00~
第二部「秋をこえて、冬の訪れ 」
第六章 令和4年12月10日(土曜日)19:00~
第七章 令和4年12月20日 (火曜日)19:00~
第八章 令和4年12月30日 (金曜日)19:00~
第九章 令和5年1月〜 ※解決編
第一部が約九万字、第二部が約三万字、合計十二万字くらいのボリュームです。
公開開始まで今しばらくお待ちください。よろしくお願いします。