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2015年12月31日に登録

ミステリー
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3月28日
『39kgは重すぎる』のあとがき的なもの
本日、あゆてつシリーズ最新短編『39㎏は重すぎる』が完結しましたので、あとがきめいたものを。 ※作品はページこちら↓ https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054882669118 （前にも書いたかもしれませんが）実は、あゆてつシリーズ一作目の『ジャンピング・ジャック・ガール』を書いた当初は、続編を書くことは考えていませんでした。それが、多くの方に読んでいただき、高く評価していただく中で、わたし自身も川原鮎と敷島哲の物語の続きを見たいと強く思うようになり、二作目の『スクール・マーダー・フェスティバル』を書くに至りました。その頃からいつか書きたいと思っていたのが『ジャンピング・ジャック・ガール』に登場した“ある人物”のその後のお話でした。否。書きたい、ではないですね。書かねばならない。その人物が生き残ってしまった以上は、そしてわたしが『ジャンピング・ジャック・ガール』のその後を書くのであれば、“ある人物”のその後をなかったことにはできない。でも、どうやって――？と悩んだ末に書き上げたのは『39㎏は重すぎる』です。悩みまくったせいか、随分時間が掛かってしまいましたが、“ある人物”のその後の物語として、『っジャンピング・ジャック・ガール』と『スクール・マーダー・フェスティバル』の間を補完する物語として、良いものが書けたと自負しています。『9マイルは遠すぎる』のフォロー作品としては……うーん、どうでしょう。みなさんの感想を待ちたいところです。今後の予定は未定ですが、あゆてつシリーズについては『アオハル・ユース・ミステリー』収録作品が２話＋α、それから第四作（第三長編）『グッバイ・マイ・スウィートフィッシュ』の執筆に向けて準備を進めていきたいと考えています。ただまぁ、コンテスト向けの作品を優先するかもしれませんので、その辺はご容赦を。それではまた、次回作でお会いしましょう！
3月27日
『東京創元社×カクヨム　学園ミステリ大賞』お疲れ様でした～
残念ながら拙作『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』は最終選考に残ることなく落選してしまいましたが、総評で審査にあたって何を重視していたのか、受賞作品がどのように審査者の期待に応えたかがわかりやすく説明されていて、ありがたかったです。何というか、良いコンテストに参加できたな、というのが今の率直な気持ちです。まぁまだまだトリックのアイディアは枯渇していないので（一方で執筆の時間は充分確保できていないのですが）、引き続き自分のペースで頑張っていきたいと思います。応援よろしくね。そんなわけで、というのでもないのですが、あゆてつシリーズ最新短編『39kgは重すぎる』がようやく完結します！　明日3/28 6:00に最終15話を公開しますので、どうぞご覧ください。シリーズ第一作のジャンピング・ジャック・ガールを読んでいることが前提の作品ですので、未読の方はそちらから読んでいただけるとありがたいです。『39kgは重すぎる」 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882669118/episodes/1177354054882669141 『ジャンピング・ジャック・ガール』 https://kakuyomu.jp/works/4852201425154887061
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3月4日
『39kgは重すぎる』更新来てます～（その4）
KAC2024年参加者のみなさん、お疲れ様です～。わたしの方は遅ればせながらあゆてつシリーズ最新作の『39kgは重すぎる』の（１２）、（１３）を公開しました。全１３話完結予定なので残り２話と言ってましたが、すいません。兄妹のディスカッションパートが当初の想定よりずっと長くなってしまったので、二話に分割しました！　それでも（１３）は５０００字近くというボリューム。必要な分量だとは思っていますが、完結を楽しみにしていた方には申し訳なく。次回更新は３月中旬予定です。ボリューム次第で今回のように二話分割になるかもしれませんが、今度こそ、完結します、させます。いや、本当すいませんが、よろしくお願いします。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882669118 ※『39kgは重すぎる』所収の『アオハル・ユース・ミステリー』へのリンクですシリーズの読み方ガイドは↓からどうぞ～。 https://kakuyomu.jp/users/mikio/news/16817330668670911389
2月27日
だいぶ腰が治ってきたので
近日中に『39kg～』の追加部分が公開できそうです。 6000字超えるのでひょっとしたら二話に分割するかも。今回は腰痛も執筆も難産だった……（まだ終わってないっての）。
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2月20日
腰痛にて悶絶中……
『39Kgは重すぎる』の更新は今しばしお待ちください……。
2月9日
『39kgは重すぎる』更新来てます～（その3）
カクヨムコン参加者のみなさんお疲れさまでした～。わたしの方は遅ればせながらあゆてつシリーズ最新作の『39kgは重すぎる』の（１１）を公開しました。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882669118 ※『39kgは重すぎる』所収の『アオハル・ユース・ミステリー』へのリンクです全１３話完結予定なので残り２話ですね。次回更新は２月中旬予定です。よろしくお願いします。シリーズの読み方ガイドは↓からどうぞ～。 https://kakuyomu.jp/users/mikio/news/16817330668670911389
1月19日
『39kgは重すぎる』更新来てます～（その2）
１月上旬の予定がかなり遅くなってしまいましたが、あゆてつシリーズ最新作の『39kgは重すぎる』の（10）を公開しました。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882669118 ※『39kgは重すぎる』所収の『アオハル・ユース・ミステリー』へのリンクですここからようやく解決編。前回の近況ノートでは、「全１１話（予定）」と書きましたが推理のボリュームがことのほか多かったので、「全１３話（予定）」になる見通しです。何にしてもこれから順次解決編をアップしていきますので推理したい方は今のうちに読むのも良いでしょう。もちろん完結後に読むというのも大歓迎です。次回更新は１月下旬～２月上旬予定です。シリーズの読み方ガイドは↓からどうぞ～。 https://kakuyomu.jp/users/mikio/news/16817330668670911389
2023年12月31日
『39kgは重すぎる』更新来てます～。
ちょっとロジックの調整に手間取ってまして、時間が掛かっていますが、あゆてつシリーズ最新作の『39kgは重すぎる』の（９）を公開しました。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882669118 ※『39kgは重すぎる』所収の『アオハル・ユース・ミステリー』へのリンクです。全１１話（予定）なので、完結までもう少しお時間いただくことになりますが、何卒よろしくお願いします。次回更新は１月上旬予定です。シリーズの読み方ガイドは↓からどうぞ～。 https://kakuyomu.jp/users/mikio/news/16817330668670911389
2023年12月23日
「東京創元社×カクヨム学園ミステリ大賞」中間選考を突破しました！
『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』が「東京創元社×カクヨム学園ミステリ大賞」の中間先行を突破しました。 https://kakuyomu.jp/my/works/16816452220574431472 最終選考は2024年3月頃に延期とのことですが、その分、選者の方にじっくり読んでいただけるのかなと期待と緊張で胸を膨らませています。叶うならば、最終選考でも良い結果を出し、一人でも多くのビターな青春と本格ミステリーから逃れられない読者に届けたいものです。ともあれ今後とも『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』をよろしくお願いします！なお、『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』を読み終わった方向けの近況ノートも以下で公開しています。ネタバレ記事なのでサポーター限定ですが、興味があれば是非どうぞ。 https://kakuyomu.jp/users/mikio/news/16817330652543781630
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2023年12月19日
あゆてつシリーズ第三作『アオハル・ユース・ミステリー』に新作を追加しました！
見出しの通り、あゆてつシリーズ第三作『アオハル・ユース・ミステリー』（https://kakuyomu.jp/works/1177354054882669118）に、『39kgは重すぎる』という短編ミステリーを追加しました。 12月19日現在、前半部分にあたる（１）～（８）までを公開中です。後半部分は12月下旬公開予定です。応援もらえるとなんか頑張れそうなので応援ください。謎の性質上、読者も謎解きに挑戦できるフェアなミステリー、というわけではありませんが、探偵役と一緒にファミリーレストランでの“ある異変”について考えを巡らす楽しみはあるかと思います。【おまけ～シリーズの読む順番と作品の時系列についてなど～】『39kg～』は時系列的にシリーズ一作目の『ジャンピング・ジャック・ガール』（https://kakuyomu.jp/my/works/4852201425154887061）の少し後という設定です。『ジャンピング・ジャック・ガール』の結末にも一部言及しているため、そちらを読んでから本作を読んでいただくことを強くお勧めします。シリーズ二作目の『スクール・マーダー・フェスティバル』（https://kakuyomu.jp/works/1177354054880456385）については、『39kg～』よりも後のお話なので未読でも問題ありませんが、『アオハル・ユース・ミステリー』の一つ目の短編（『砂糖菓子のパラソルでは寄り添えない』）が『スクール・マーダー・フェスティバル後の話なので（ややこしい！）、やはり『ジャンピング・ジャック・ガール』⇒『スクール・マーダー・フェスティバル』⇒『アオハル・ユース・ミステリー』と読み進めていただく方が良いかと思います。時系列をまとめるとこんな感じです。 ―――――――――――――― 初夏ジャンピング・ジャック・ガール https://kakuyomu.jp/works/1177354054882669118 夏 39kgは重すぎる（アオハル・ユース・ミステリー第二話） https://kakuyomu.jp/works/1177354054882669118/episodes/1177354054882669141 秋スクール・マーダー・フェスティバル https://kakuyomu.jp/works/1177354054880456385 冬砂糖菓子のパラソルでは寄り添えない（アオハル・ユース・ミステリー第一話） https://kakuyomu.jp/works/1177354054882669118/episodes/1177354054885401027 （https://kakuyomu.jp/works/1177354054882669118） ――――――――――――――
2023年12月18日
ジャンピング・ジャック・ガールが50000PVを越えました＆新作公開予告
見出しの件、改めて読者のみなさんに感謝を。誠にありがとうございます！というわけで、かねてから予告していたとおり、『あゆてつシリーズ』の最新短編『39kgは重すぎる』を連作短編集『アオハル・ユース・ミステリー』に明日から追加していきたいと思います！内容は、ファミリーレストランの店内で、誰かと電話で話し込んでいた女性が急に怒り出して『やっぱり３９キログラムは重すぎるって！』と叫んだのは何故か、主人公の川原鮎が家族と推理合戦するというもの。ミステリー好きの方ならタイトルの時点でぴんと来たかも知れませんが、ハリィ・ケメルマンの名作『9マイルは遠すぎる』にインスパイアされた作品です。時系列的には、・ジャンピング・ジャック・ガール（初夏）・39㎏は重すぎる（夏）　←ココ・スクール・マーダー・フェスティバル（秋）・砂糖菓子のパラソルでは寄り添えない（冬）※アオハル・ユース・ミステリー所収ということで、長編二作の間に位置します。スクール・マーダー・フェスティバルではほとんど言及されなかった“あの人”のその後なども描かれますので、ジャンピング・ジャック・ガールファンの方はぜひお読みください。 ※ジャンピング・ジャック・ガール未読の方は先にジャンピング・ジャック・ガールを読んでおくことを強くお勧めします！公開スケジュールは以下の通りです。・明日12月19日20時に前半部分（①～⑧）公開・12月下旬に後半部分公開カクヨムコンテストで盛り上がっているところ大変恐れ入りますが、時間があればどうぞお読みください。
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2023年9月24日
ジャンピング・ジャック・ガールのPV数が間もなく50,000を越えるようです
２０１６年２月の公開なのでもう７年半前の作品ですが、未だにちょくちょく読んでいただいているようで、そろそろ50,000PVが見えてきたところです。過疎ジャンルと言われがち（書いてる側も言いがち）なミステリージャンルで、しかも割とコテコテの謎解きミステリーがこれだけ読まれていることを、大変ありがたく思っています。結構前に「50,000PV達成したらいい加減、あゆてつシリーズの短編を公開しないとなあ」と呟いた記憶があるのですが、そろそろ本腰入れないと盛大に遅刻しそうなので頑張ろうと思います。連載中の『アオハル・ユース・ミステリー』に追加される予定なのでご期待ください。進捗が遅れまくっている長編第三作はその後で。今後ともどうぞよろしくお願いします。追伸：最新長編の『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』も面白いよ！
2023年7月31日
朗報
鵼鵼鵼鵼鵼鵼鵼鵼鵼鵼鵼鵼鵼鵼鵼鵼鵼鵼鵼 https://twitter.com/kodansha_novels/status/1685984206823034881?s=46&t=K_kJbqvp1KWCcJhaIkVbRA
2023年7月18日
『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』メンテナンス完了のお知らせ
『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』のメンテナンスが終わりましたので、再度公開します。 https://kakuyomu.jp/works/16816452220574431472 誤字脱字を修正し、全体的に文章をブラッシュアップし、リーダビリティを改善しました。また、謎解きに関する伏線も補強しました。この機会に是非お読みください。あわせて本作を「東京創元社×カクヨム　学園ミステリ大賞」にも応募することとしました。カクヨムで高校を舞台にしたミステリーを書き続けてきたこともあり、何とか良い結果に繋がればと思っておりますので、応援よろしくお願いします。追伸　薄明サボテンのメンテが終わりましたので、続いて『あゆてつシリーズ』最新作『グッバイ・マイ・スウィートフィッシュ』の制作に取りかかります。公開まではまだ少し時間がかかりそうですが、こちらもご期待いただければ幸いです。それでは、また。
2023年7月7日
『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』メンテナンス開始のお知らせ
前回の近況ノート（https://kakuyomu.jp/users/mikio/news/16817330659743084850）でお知らせしたとおり、『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』は7月中旬までメンテナンスのため、一時非公開設定とします。再公開は7月中旬を予定していますので、しばらくお待ちください。
2023年7月2日
【予告】『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』メンテナンスのお知らせ
『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』はメンテナンスのため、以下の日程で一時非公開設定とします。メンテナンス開始：令和5年7月7日18:00～（予定）メンテナンス終了：令和5年7月中旬（予定）メンテナンス内容：誤字脱字等の修正、謎解き要素に関するロジックの補強メンテナンス終了後は、現状と同じく全話公開となります。よろしくお願いします。
2023年7月1日
東京創元社×カクヨム『学園ミステリ大賞』はじまりましたね……
『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』の改稿案をまとめつつ、あゆてつシリーズ最新作『グッバイ・マイ・スウィートフィッシュ』を書き進めてきたところですが、仕事が忙しくなってきたこともあり、ちょっと間に合うかどうか微妙な感じになってきました（特に後者）。もしかしたら『学園ミステリ大賞』は『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』の改稿バージョンでの応募となるかもしれませんが、その場合もある程度まとまったところで『グッバイ・マイ・スウィートフィッシュ』をリリースしていきますので、山辺清乃ファンのみなさまにおかれましては何卒よろしくお願いします。 ※そんなわけで近日中に『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』を一時、下書き状態に戻すことが考えられますので、読み途中の方はご留意ください。
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2023年6月24日
My new challenge...
(will be released this summer) パワポではこれが限界。
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2023年4月18日
東京創元社×カクヨム『学園ミステリ大賞』の告知が出ましたね……
https://kakuyomu.jp/contests/tsogen_mystery_2023/detail カクヨムで学園ミステリー作品をそこそこ書いている身としてはかなり心が引かれるのですが、4.5ヶ月でまとめられる学園ミステリーのプロット引けるかなあ……いう状況でして。あゆてつシリーズ第三長編でチャレンジ、というのも賞の趣旨から言ったら少し違うでしょうしねぇ。でもまぁ一旦今書いてる本格ファンタジーミステリー（儂の本格ファンタジーはこれや！）をペンディングしてでも、プロット引いてみる価値はありそう。悩む！
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2023年3月16日
カクヨムコン読者選考通過！
見出しの通り、カクヨムコン８『エンターテイメント部門』に応募していた『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』が読者選考を通過しました！自分なりに手ごたえを感じた作品だったこともあり、たいへんうれしく思います。応援してくれたみなさん、本当にありがとうございました。現在は次回作の執筆に向けて準備をしています。公開は少し先になるかと思いますが、ご期待ください。
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2023年3月12日
「賢いヒロイン」中編コンテストに応募しました
以前書いた『簒奪禅譲戦線』を改稿し、タイトルも『青き薔薇に勝利を、黄金の羊に愛を』に改めた上で「賢いヒロイン」中編コンテストに応募しました。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054894197702 本作は中世ファンタジー世界を舞台にした戦記物です。鏑矢とか出てきますが。いわゆる本格ミステリーではありませんが、そこはそれ。伏線の張り方やらミステリー的な手癖がしっかり作品に反映されているので、従来からの読者のみなさんにも楽しんでいただける内容かと。特に『薄明サボテン』を気に入った方は、本作も気に入るんじゃないでしょうか。中編ながら田中芳樹先生やファイアーエムブレムへのLOVEをぎっちり詰め込んだ密度の濃い作品となっていると思います。どうぞお楽しみください！
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2023年3月2日
思いついちゃったら
書くしかないよね……。 https://kakuyomu.jp/works/16817330653883126334
2023年2月28日
KACコン参加してると色々間に合わなさそうなので
今年は出さないぞ！　と決めて次回作練り練りしていたはずなんですが……。久しぶりに読んだ『雪密室』が今さらながらすごくてですね、ずっと考察しちゃってるんですよ。法月綸太郎の長編作品で唯一『読者への挑戦』が挿入された『雪密室』。しかし、少なくない読者が思ったのではないでしょうか。何故、『雪密室』なのかと。（中編ですが）『死刑囚パズル』にも挿入されなかったものが、何故――。後年氏は『シャム双子の秘密』に『読者への挑戦』が挿入されなかった理由をテーマにしたSF小説を書いています。それと鏡合わせの理由で『雪密室』には『読者への挑戦』が必要だったのではないでしょうか云々。もう少しまとめたらアップするのもいいかなと思っていますが（需要あるんか？）、今日のところはこれくらいで。新装改訂版『雪密室』、みんな読もうぜ！　坂嶋竜さんの解説も良いですぞ。
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2023年2月8日
カクヨムコン、読者選考お疲れ様でした＆応援ありがとうございました
一日空いてしまいましたが、カクヨムコン8終わりましたね。みなさん本当にお疲れ様でした。また、応援していただいた方におかれましては重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました。拙作『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』は、序盤の展開がゆっくりなこともあってなかなかカクヨムコンに出すには難しい作品かなとも思っていたのですが、蓋を開けてみたら★60越えと思っていた以上に評価していただき、たいへん喜ばしく思っているところです。読者選考については……ちょっと通過が厳しいかなと思いますがそこはそれ。今後も楽しんで執筆と付き合って行けたらなぁと考えています。以下は『薄明サボテン』を読んでわたしの他の作品も読んでみたいと思った方向けの文章です（ネタバレはありませんが、『薄明サボテン』を読み終えてから読むことをお勧めします）。【他のミステリー作品を読みたい！】二人の高校生が、連続転落死事件の謎を追う『ジャンピング・ジャック・ガール』をお勧めします。こちらも暗黒青春ミステリーです。続編（『スクール・マーダー・フェスティバル（完結済み）』『アオハルユースミステリー（連載中）』）も出ていますが、まずは『ジャンピング・ジャック・ガール』から読んでいただけたらと思います。とりあえず短めのものが読みたいという方には『オーバーライト』をお勧めします。こちらも暗黒です。ジャンピング・ジャック・ガール https://kakuyomu.jp/works/4852201425154887061 オーバーライト： https://kakuyomu.jp/works/1177354054883960215 【最終章で描かれたような関係性が読みたい！】ミステリー作品ではないのですが、『簒奪禅譲戦線』などいかがでしょうか。かつて寄宿学校でともに過ごした二人が戦場で相まみえる戦記物です。簒奪禅譲戦線： https://kakuyomu.jp/works/1177354054894197702 【もっと申して欲しい！】 2022年の申しまして……： https://togetter.com/li/2011488 以上よろしくお願いします。
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2023年2月4日
気楽に本格ミステリーを。
　本格ミステリーって何だか敷居高そう。というご意見をもらうことがあります。　実は本格ミステリーの「本格」は、「本格派中華料理」とか「事業を本格化する」の「本格」とはちょっとニュアンスが違っていて、「変化球」に対する「直球」ぐらいの意味で捉えた方が良さそうなのですが、いかんせん字面がお高くとまってる感じは否めませんよね。　厳密な定義やら歴史的経緯はさておくとして、わたしが考える「本格ミステリー」について一言で言うなら「読者も謎解きを楽しめるミステリー」ということになります。　謎があって、謎を解くための手がかりがあらかじめ示されていて、考えれば読者も謎の答えを導き出せる。わたしにとっては「本格ミステリー」の「本格」とはそれぐらいの意味です。ほら、別に怖くはないでしょう？　一つ、とても大事な前提があって「読者も謎解きを楽しめるミステリー」は「読者に謎解きを強要するミステリー」ではないということです（そういう作品もあるにはありますが）。　一晩で読みきっちゃうような読み方。お休みの日にじっくり時間をかけて読む読み方。バスの待ち時間など隙間時間でちょっとずつ読む読み方。座って読む。寝転んで読む。逆立ちして読む。どの読み方が正しくてどの読み方が間違っているということはありません。同様に「読者も謎解きを楽しめるミステリー」を「謎解き」として楽しむことと、「お話」として楽しむことに優劣はありません。大事なのは楽しむことです。　気楽に本格ミステリーを。ついでに気楽に★なんかもいただけるとありがたいです。それではまた。
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2023年2月1日
カクヨムコン8、お疲れ様でした。
先月末を以てカクヨムコンの応募期間は終了。本日から1週間の読者選考期間となりました。拙作『世界の果ての薄明で、サボテンの花が咲く』（https://kakuyomu.jp/works/16816452220574431472）も、1月下旬に完結し、ありがたいことにいくつかお褒めの言葉をいただいたりもしています。最終選考に行くのはちょーっと厳しいかな、というような状況ではありますが、Web小説を続けるコツはまずは楽しむことと心得ていますので、来週7日まで存分にヨムヨムして、それから次回作の準備していきたいと考えています。それはそれとして★とか感想とかいただけると穴という穴から体液を出して喜びますのでよろしくお願いします。今後のカクヨムでの活動予定としては、・閏年限定バースデーケーキ事件の連作短編としてリメイク・あゆてつシリーズの続き（まずはアオハルユースミステリーの加筆）あたりを考えています。また具体的な日程が出せる段階になりましたら、近況ノート等でお知らせしますのでよろしくお願いします。それではまた～。
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2023年1月29日
『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』制作ノート（約3200文字､真相に言及あり）
サポーター限定
2023年1月25日
『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』完結のお知らせ
おはようございます、mikio@暗黒青春ミステリー書く人です。見出しのとおり『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』は、1.23の更新を以て無事完結しました。これまで読んでいただい方が、これから読まれる方、〆切守りのご祈祷をしていただいた武蔵野坐令和神社の神主様並びに関係者の皆さんに深く感謝いたします。お気づきの方もいるとは思いますが、『薄明サボテン』は、わたしの大好きな『アカルイミライ』（黒沢清）と『涼宮ハルヒシリーズ』（谷川流）から影響を受けて書かれた作品です。どちらも大傑作なので未視聴、未読の方は是非どうぞ。さて、ミステリーは本来的には「解決すべき課題が外にある作品」なのですが、一方で解決すべき課題がメインキャラクターの内面とも深く関わってくる作品群があります。その代表例と言えるのか「探偵自身の事件」です。ざっくりいうと毛利小五郎メイン回。わたしはこの「探偵自身の事件」がともかく好物で、書く話はだいたいいつもこれになります（ある方は「探偵とワンオフの事件」という言い方をしてくれました）。薄明サボテンもまた、外部にある解決すべき事件と、探偵（語り部）の内面が深く関わってくるお話でなのですが、本作ではさらに探偵の内面の変化（あえて成長とはいうまい）が、真相解明の糸口となるというあたりがユニークポイントなんじゃないかなと思っています。毎回、探偵が真相に気づくシーンはテンションが上がりまくるのですが、本作もかなりいいものが書けたと作者としては思っています。積もる話はありますが、今日のところはこの辺で。それでは★レビュー、感想お待ちしています〜。 ※写真はいただいた〆切守りと、タクティクスオウガリボーンの抽選特典であるガラスのカボチャ。お守りの御利益とゲーム断ちでなんとか〆切に間に合いました！
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2023年1月13日
『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』更新状況（1.13）
こんばんは、mikio@暗黒青春ミステリー書く人です。本日の更新をもって『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』は第八章まで完結。いよいよ次章から解決編が始まります！第八章のラストでわたしは以下のような『読者への挑戦』を挿入しました。長くなりますが引用します。 ―――――――――― 読者の皆様へ第八章までお読みいただき誠にありがとうございます。長い物語もようやく最終盤が近づいてまいりました。次章では深山樹が一連の事件の全貌を明らかにします。ここで偉大なるミステリー作家諸兄がそうするように「全ての手がかりが出そろいました。読者のみなさんは論理だけを武器として、真相という名の獲物をとらえることができます」とでも言いきることができればたいへん格好が良いのですが、これまでに提示したデータだけで何もかもを明らかにすることはきっと困難でしょう。何せ、探偵役の深山樹からして罠に頼る必要があるわけですから。そういうわけで偉大ではないアマチュア作家としては、せめてもの恰好つけとして、以下のような問いでもって読者に挑戦します。すなわち、深山樹は誰がハンマーキラーだと考えているのか？作者の特権で補足してしまうならば、この問いの答えは「誰がハンマーキラーか？」という問いの答えと同じです。深山樹と同じく、読者のあなたにも、ハンマーキラーの背中に追いつくために必要な手掛かりは全て提示されていることを、ここに宣言いたしましょう。 ―――――――――― 読者への挑戦を物語に挿入することは、その物語の「本当にあった出来事なのかもしれない」という可能性を他ならぬ作者の手によって否定し「本当にはない物語」と断じるものでもあります。それ故にわたしはこれまで、読者への挑戦があった方が良いと思われるいくつかの作品でも採用を見送ってきたのですが、『薄明サボテン』では散々作者名で進捗報告してきたこともあり、読者への挑戦を挿入することで、解いてもらいたい謎が何かを明示できるというメリットを考慮して、読者への挑戦を挿入してみることにしました。もちろん、推理してもしなくても楽しめる作品だとは思いますのでその辺お気軽に考えていただければ。それでは、次回の更新をお楽しみに！以上よろしくお願いします〜。タツキを信じろ。
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2023年1月1日
あけました
あけましておめでとうございます、mikio@暗黒青春ミステリー書く人です。旧年中に『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』の問題編までは掲載する予定だったのですが、年末の数日間ひどい頭痛で苦しんでいて執筆どころではありませんでした。幸い回復に向かいつつあるので、三が日からちょくちょく更新していきます。１月中旬頃には完結の予定ですのでお楽しみに。その後の予定としては、しばらく他部門を中心に応募作品を読ませてもらいながら、次回作のプロットを練っていこうと思います。 ↓の添付画像は『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』のイメージ絵としてAIさんに描いてもらった土喰いです。よく見るとなんだかじわじわ気持ち悪いので、不採用としました。この場を借りて、気持ち悪さを分かち合えればと思います。それでは今年もよろしくお願いします。
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2022年12月27日
『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』更新状況（12.27）
こんばんは、mikio@暗黒青春ミステリー書く人です。直前の連絡になってしまいますが本日22時に『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』の最新3話+作者コメントを更新します。これにて第七章は完結。解決編となる第九章まであと少し！しばらくは当初の予定を変更し、随時更新していきますので、次回の更新をお楽しみに！以上よろしくお願いします〜。
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2022年12月25日
『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』更新状況（12.25）
こんばんは、mikio@暗黒青春ミステリー書く人です。本日19時に『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』の最新2話を更新します。第7章はあれこれ加筆した結果全9話構成となってしまったのですが、とりあえずのところ今回は7-6までをお楽しみください。7-7以降も調整が済み次第公開しますので、今しばしお待ちを。以上よろしくお願いします〜。
2022年11月25日
『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』公開予告
――そして薄明の世界に、白く小さな、復讐の花が咲いた――。里山でサボテンが異常繁殖していることを除けば、どこにでもあるありふれた街、藤見原市。「自由研究ってわけじゃあないんだな」ごく平凡な高校生、深山樹（みやま　たつき）は、「トーゼンでしょ」復讐と称して河原でサボテンの種を撒く少女、沢本遥（さわもと　はるか）と再会する。 ――あたしはこの街に復讐するの。「そういう恰好で来たってことは、今日も手を貸す気でいるわけ？」「こういう恰好で来たんだから、わざわざ確認するのは野暮ってもんじゃないか？」一緒に生態系を破壊する危険なサボテンの繁殖に取り組むことになる二人。しかし――。「昨夜遅く、藤見原市黒須の路地で接待付飲食店勤務の沢本雪乃さん（37）が頭から血を流して倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されたました」三年前の事件で実の母を失った沢本遥が、復讐と称して河原にサボテンの種を撒く理由は何なのか。「藤見原市警によると、沢本さんの頭部には鈍器で何度も殴られたような傷跡があり、市内で続発している連続殺人事件の新たな被害者である公算が高いとのことです」五人の犠牲者を出した連続殺人事件の真実は一体何なのか。「午後一時二十七分、侵略的外来種、Opuntia Mars 亜種、通称“土喰い”の排除を開始する。一同、かかれ」そして、復讐計画の終わりに深山樹と沢本遥が見るものは。「もうすぐだ。すぐにあんたの背中に追いついてやる、ハンマーキラー」『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』令和４年１２月１日（木）１９：００　公開開始＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿お待たせています。いよいよ来週から『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』の公開を開始します。これまでの予告とタイトルが違うじゃないかと突っ込まれそうですが、どうしても入れ込みたい要素があったのでここに来てタイトルを変えることにしました。久々の長編、しかもカクヨムコンに参加ということで、わたしも来週からの二か月ちょっとが楽しみです。さて、カクヨムにミステリー作品を掲載するにあたっていつも悩むのが、公開の仕方です。 Web小説自体は日々更新というのが主流ですが、ミステリージャンルの読者の中には完結してから読むという方も結構いらっしゃるように思います。かく言うわたしもミステリーに関しては完結してから読むことが多いです。謎の解明を主題とするミステリーだけに、解明されてない状態が続く（ことによったら永遠に！）とヤキモキするのが人の情。とはいえ、ワクワクしながら次の更新を待つというのもWeb小説の醍醐味です。というわけで、本作では全九章をある程度のまとまりごとに分けて公開していくハイブリット方式を採ることにしました。更新の度、大きな謎が一つ解明されるようになっていますので、完結してから読む派の方でもきっとご満足いただけるかと思います。何よりこの方式なら「未完結で★レビューをいただいても納得感があるからわたしの心が痛まない！」という（わたしにとって）大きなメリットがあります。というわけで、「これは面白くなりそうだ」と思っていただけたなら、途中でもお気軽に★レビューをいただければ幸いです。よしなに。令和４年１１月２５日　mikio＠暗黒青春ミステリー書く人＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿公開スケジュール第一部「春の終わり、夏のはじまり」（第一章～第五章）令和4年12月1日（木曜日）19:00～第二部「秋をこえて、冬の訪れ」第六章令和4年12月10日（土曜日）19:00～第七章令和4年12月20日（火曜日）19:00～第八章令和4年12月30日（金曜日）19:00～第九章令和5年1月〜　※解決編
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2022年10月21日
次回作について
先日、twitter上で「#カクヨムコン8参加宣言」のハッシュタグをつけて、以下のとおり呟いたところ、武蔵野坐令和神社の「ご祈祷ライブ」で筆名を読み上げていただく誉れを賜りました。 ―――――――――――――――― 暗黒青春バイオテロミステリーで参加したいと思います。題して『君のいない世界に、サボテンの花が咲く。』ほぼ完全新作です。お話としても謎解きを主題とした物語としても楽しめる作品に仕上げますのでよろしくです。仕事も立て込んできたのでお守りめっちゃほしい……。 ―――――――――――――――― カクヨム運営と武蔵野坐令和神社の方々にこの場を借りて感謝申し上げます。記念品として「締切守」もいただけるということなので、何としてもカクヨムコンに間に合わせようと、鋭意執筆しているところです（わたしの怠慢で御利益がなかったってことにはできないだろうかよ！！！）。以下、『君のいない世界に、サボテンの花が咲く。』について少しだけ。主人公は地方都市在住の進学校に通うやれやれ系高校生・深山樹（みやまたつき）。物語は深山が中学時代の同級生・沢本遥（さわもとはるか）と偶然に再会したところから始まります。かつてこの街で発生した連続殺人事件により母親を失った沢本は、復讐と称して、生態系を破壊するサボテンの繁殖を計画します。深山は半ば巻き込まれるような形で、半ば自ら望むような形で、沢本のバイオテロ計画に加担していくことになります。はたしてサボテンの繁殖はうまくいくのか。沢本の真の目的は何なのか。そして、全ての元凶である連続殺人鬼・ハンマーキラーの正体は――。とまあそんな感じのお話です。過去作品と比べるとやや文芸色の強い作品ですが、本作も暗黒青春ミステリーと呼ぶにふさわしい内容となっております。ここでいう暗黒青春ミステリーとはすなわち、以下のような作品です。 ―――――――――――――――― ひとつ、主人公は主題となる事件に勝利してはならない。ひとつ、主人公は事件の解明を通じて大切なものを失なわなければならない。ひとつ、主人公は絶望してはならない。 ―――――――――――――――― 公開の予定は以下のとおりです。第一部「春の終わり、夏のはじまり」（第一章～第五章）令和4年12月1日（木曜日）19:00～第二部「秋をこえて、冬の訪れ」第六章令和4年12月10日（土曜日）19:00～第七章令和4年12月20日（火曜日）19:00～第八章令和4年12月30日（金曜日）19:00～第九章令和5年1月〜　※解決編第一部が約九万字、第二部が約三万字、合計十二万字くらいのボリュームです。公開開始まで今しばらくお待ちください。よろしくお願いします。
2022年8月17日
ボードゲーム備忘録「ヤギのベッポ」
★★ Very Good!! 2007年　フッフ＆フレンズ 2007年のドイツゲーム大賞（キッズ部門）受賞作。ボードの丸いマスに置かれた自分のコマを進めていっていち早くゴールを目指す、いわゆる絵双六。なのだけど、コマの動かし方が一風変わっている。ボード上には一箇所、強力な磁石が埋め込まれているところがあり、手番プレイヤーはまずその上にベッポ君（木ごま）を置く。でもって、ベッポ君からちょっと離れたところに取り付けられた小さなすべり台から鉄球を転がす！転がった鉄球は磁石の磁場に近づくと急加速してベッポ君を弾き飛ばす！　かわいそう！弾き飛ばされたベッポ君が止まったら、止まった先の地形（森とか池とか）に対応したマスまで自分のコマを進める。とまぁそんな具合で、絵双六のサイコロを振る部分をまるっと磁石を用いたギミックに置き換えたゲームなのです。これがなかなかよく出来ていて、ちょっとわかってくると、すべり台の角度やベッポ君の置き方、さらに鉄球の滑り出し位置を調整することで目当ての地形を結構狙っていけるんです。つまり“うまくなれる”要素がある。この辺りは子ども向けであっても実にドイツゲームらしい感じがして好きです。ちなみにベッポ君が誰かのコマに当たって、そのコマが倒れたりマスから飛び出たりした場合は容赦なくスタート位置に戻ります。なのでベッポ君ガチ勢同士で遊ぶ場合は、わずかでも優勢になったプレイヤーには容赦なくヤギが襲いかかる展開となります（まだ子どもが小さい場合は、1つ前の空きマスに戻るバリアントを採用するか、コマに当たった際のペナルティをなしにした方が良いでしょう）。この辺り、みんなそこはかとなく感じている「スタートに戻るが乱発する絵双六ってひょっとしてクソゲーなのでは？」という思いには反しているのですが、ヤギのベッポは展開がともかく早いので（そもそもマス目がそんなに多くない）あまり気にならないですね。大きいお友達同士でガチの潰し合いをしてもよし、子どもと一緒にのんびり楽しむもよし。ドイツゲーム大賞（キッズ部門）受賞作にふさわしい楽しいゲームですよ。
2022年8月7日
ボードゲーム備忘録「なげなわ名人・ラリー」
★★ Very Good!! 2009年　セレクタセレクタ社は子ども向けのボードゲームをマルチランゲージで出版していた会社。ペガサス社から再版されてる「猫とネズミの大レース」あたりが有名かな。画面をスクロールして写真をみてもらえば一目瞭然なゲームです。並み居る悪漢ども（へたかわ系）をなげなわのようなものを飛ばして捕まえる。シンプル！　でも結構引っかけるの難しい！！ラウントごとサイコロを降って捕まえる悪漢を決めるとか、15点先取とか細かいルールもあるのだけど、今回は5歳児もいたので「よーいどん！」でともかくなげなわを飛ばしまくるルールでプレイ。「えー、これやるのー？」と言っていた十二歳も、「なにこれ本当に捕まえられるの？」と言っていた八歳も、「やるよー！！」と一番熱心な五歳も、よーいどんのかけ声がかかれば超必死。ワーワーキャーキャーである。というわけで体験としてはめちゃくちゃ面白かったわけだけど、まぁその無限に遊べるタイプのゲームではないよね……何というかお祭りの出店感！！（でも好き！！！）
2022年7月1日
ボードゲーム備忘録「オルレアン」
★★★ Excellent!!! 2021年　Engames 日本語版は長らく入手なんだったが国内ボードゲームショップが再版。ジャンヌダルクとかは出てこない。フランスの有力者となって各地で影響力を高めていくゲーム。いかにも中世風なアートワークだけでもたまらんけどゲーム自体もオールタイムベスト級。ゲームシステムとしてはいわゆるバックビルド。袋から規定枚数ワーカーチップ（随行者タイル）を引いて個人ボードのアクションスペースに配置し、順番にアクションを実行していき、チップの入手や新たなアクションスペースの確保などで拡大再生産をしつつ、勝利点を獲得していく。勝利点の獲得方法にはあまり多様性がないのだけど、なにしろ実行できるアクションがワーカーチップの引きに大きく左右されるので、方向性が自然と別れてくるのが素敵。アクション選択自体に妨害要素はないものの、市役所やギルドホールなど一部早い者勝ちのアクションもあり、しっかりインタラクションがある点も好感触。ルールの分量もかかる時間も長大だけど、欲しいチップが引けただの引けないだので終始わちゃわちゃしながら遊ぶ感じで、適度に緩いのもわたし好み。本当、何回でも遊びたい。初版が出てから何回も調整が入っているので、今買うなら迷うことなく最新のendgames版を買うべきだろう。特に初期の版の浴室はやばすぎる。また、可能なら『交易と陰謀』拡張もあわせて用意し、市役所ボードとイベントタイルを差し替えた方が良いだろう（市役所ボードは交易面を使用）。本来のルールだと場所タイルの選択に時間がかかりすぎるので、n枚オープン（＋ランダムピック）のハウスルールを採用するのもありだ。時間的には間違いなくヘビー級だが、繰り返し遊んでほしいタイトルだ。
2021年7月18日
祖母があゆてつシリーズのファンアートを描いてくれた件
「手が震えちゃうからうまくかけないけど」と気恥ずかしそうでしたが、頑張ってくれました。おばあさま、ありがとうございます。
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2021年7月6日
近況ノートに画像が載っけられるそうですが
特にお見せできるものもないので書き途中の原稿を上げておきます。完成はいつになるやら。
2021年1月1日
あけましておめでとうございます
旧年中はなかなかに忙しく、カクヨムコン6への参戦も断念せざるを得なかったところですが、2021年はもう少し色々チャレンジしていきたいところですね。そのためにもまずは新型コロナウイルス感染症の流行が沈静化して欲しいものです……。今年の執筆予定は流動的ですが、確定しているものとしては（別サイトですが）1月中に百合戦記物の中編を掲載予定です。あとはカクヨムコン7に向けて準備を進めていこうかと。では今年もよろしくお願いします。
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2020年11月15日
非実在探偵小説研究会20号に寄稿しました。
ツイッター上で自然発生したミステリファンの集い―― 非実在探偵小説研究会（通称『エアミス研』）では、文学フリマ合わせで同人誌を発刊しています。今回、記念すべき20号にわたしの『第四条』という作品が掲載されることになりましたのでお知らせします。掲載誌の詳細はこちら↓ https://c.bunfree.net/p/tokyo31/19734 『第四条』はアシモフのロボット工学三原則をベースとした『実時間ロボット制御工学四原則』を行動規範とするヒューマノイドの暴走の謎を探るクラシカルなSFミステリーです。テーマ競作『連続殺人／大量殺人』参加作品ですが、被害者は全てヒューマノイドということでテーマ破りのmikioは健在です。編集長いつもごめんなさい。アシモフのロボットシリーズには『三原則に支配されたロボットたちが、何故、人類への反逆とも言うべき行動に出たのか。しかも、三原則を破ることなく』という謎を主題とした作品が複数登場します。こうした作品群は三原則を一般的な理論、ロボットの反逆を特殊事例と捉えれば、演繹的推理の物語とみなすこともできるでしょう。本作も『実時間ロボット制御工学四原則』を出発点とした演繹的推理の物語です。推理の果てにある光景を是非お楽しみください〜。
2020年2月8日
『不良と地味子とボードゲーム』完結＆第5回カクヨムコン終了お疲れ様でした！
近況ノートでは完結のお知らせをしていませんでした（笑）。ご存じのとおり1/30をもって『不良と地味子とボードゲーム』は完結しました。また、2/7をもって第5回カクヨムも終了しました。最終的に星はいただいた星は35と、読者選考の先に進むにはちょっと厳しい数字でしたが、読んでいただいた方の多くから好意的な評価をいただいており、わたしとしてはとても良い経験になりました。今後はまたミステリー書きに戻る予定ですが、引き続き応援いただければ幸いです！
2020年1月24日
『不良と地味子とボードゲーム』第6話完結しました！
というわけで見出しの通り禁断の島回が完結しました。カルカソンヌよりもルールがシンプルな分、短くなるかなと思っていましたが気づけばカルカソンヌ回を超える分量に！ 10万字越えも果たしましたが、もうちょっとだけ物語は続きます。お楽しみに！
2020年1月10日
『不良と地味子とボードゲーム』第6話公開開始のお知らせ
お待たせしました。1月8日より『不良と地味子とボードゲーム』第6話の公開を開始しました。次回更新は1月11日を予定しています。今回のテーマは協力ゲームの傑作『禁断の島』！マコトたちは無事宝を持って島から脱出できるのでしょうか？　それでは良いボードゲームライフを！
2019年12月31日
『不良と地味子とボードゲーム』第5話完結しました！
というわけで見出しの通りカルカソンヌ回が完結しました。ここまでで八万字。作品の完結まであともう少しですね。次回第6話は一月上旬更新開始の予定です。お楽しみに！
2019年12月6日
『不良と地味子とボードゲーム』更新のお知らせ
12月7日（土）0:00より『不良と地味子とボードゲーム』第5話の更新を開始します。しばらくはデイリー更新していきますので、お楽しみに！今回は南フランスのとある世界遺産を題材にした傑作ボードゲームを取り上げますよ。それではよいボードゲームライフを！
2019年11月3日
『不良と地味子とボードゲーム』更新延期のお知らせ
11月上旬に更新を予定していた『不良と地味子とボードゲーム』ですが、カクヨムコンテスト合わせで12月上旬まで更新を延期します。更新を楽しみにしていた方におかれましては申し訳なく。なお10月末現在で、『レディース＆ジェントルメン』『サムライ』『HYKE』『ロスバンディット』『ウボンゴ3D』と計5本のアナログゲームを取り上げていますが、今後さらに4作品プラスαのゲームをテーマにした短編を追加し、ファーストシーズンを完結させる予定です。セカンドシーズンの構想もないわけではないですが、とりあえず今のところはファーストシーズンをカクヨムコン期日中に完結させて、現代ドラマ部門で一次突破を目指したいと思います！乞うご期待！
2019年9月1日
ボードゲーム小説『不良と地味子とボードゲーム』連載中！
ユーザーフォロー乃至作品フォローをされている方はご存じのとおり、2019年7月からボードゲーム小説『不良と地味子とボードゲーム』の連載を開始しました。タイトルにもあるとおり、ボードゲームを題材にした愛と下ネタと自意識に溢れたハートフルな青春ラブコメです。現在第3話＋番外編まで公開中。今後も月1～2話を目処に更新していき、次回のカクヨムコンまでに10話10万字を目指します。基本的に1話完結の連作短編集なので、気軽に読んでいっていただければ幸いです。 Enjoy！
2019年5月14日
新企画着々進行中！
どうも近況ノートではお久しぶりです。さて、見出しの件ですが、カクヨム三周年企画で書いたボードゲームテーマの短編群『盤上の夢、盤上の空』をキャラクター設定や構成等を大幅に修正して、改めて一つの作品として作り直す企画を進めています。題して『不良と地味子とボードゲーム』。周囲から不良だと思われている高校生と普段は地味で目立たないけど実はボードゲームフリークのクラスメートの二人が、毎話ボードゲーム絡みで愉快な体験をしたり大変な目にあったりするコメディタッチの短編集になる予定です。目指すは十万字越え＆次回コンテストへの応募ですね。なにげに現代ドラマジャンルはカクヨムでは初めての試みですが、ミステリー書きとしての経験を活かしながらエンタしていきたいと思います。なお、『盤上の夢、盤上の空』の設定の一部（第三夜のアレとかですね）は『不良と地味子とボードゲーム』に引き継がれるため、ある程度書きためた段階で前者の方は非公開設定にします。恐れ入りますがよろしくお願いします。
2019年2月7日
短編集『森村蒼の傍観』を掲載しました
掲載してから結構日がたっていますが……改めて『森村蒼の傍観』の掲載についてお知らせします。本作は『没個性的な地方都市における青春と死』をテーマとしたミステリー短編集です。各短編にはシリーズキャラクターとして五十海市警刑事一課の捜査員・森村蒼が登場しますが、彼は事件を傍観する脇役に過ぎません。主人公はあくまで各編の主題となる事件の当事者たちなのです。事件の当事者たる主人公が事件と向き合うとき、どんな真相が待っているのか……どれもミステリーの謎をじっくり楽しむことができる短編と自負しております。楽しんでいただければ幸いです。

mikio＠暗黒青春ミステリー書く人

『39kgは重すぎる』のあとがき的なもの

『東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞』お疲れ様でした～

『39kgは重すぎる』更新来てます～（その4）

だいぶ腰が治ってきたので

腰痛にて悶絶中……

『39kgは重すぎる』更新来てます～（その3）

『39kgは重すぎる』更新来てます～（その2）

『39kgは重すぎる』更新来てます～。

「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」 中間選考を突破しました！

あゆてつシリーズ第三作『アオハル・ユース・ミステリー』に新作を追加しました！

ジャンピング・ジャック・ガールが50000PVを越えました＆新作公開予告

ジャンピング・ジャック・ガールのPV数が間もなく50,000を越えるようです

朗報

『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』メンテナンス完了のお知らせ

『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』メンテナンス開始のお知らせ

【予告】『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』メンテナンスのお知らせ

東京創元社×カクヨム『学園ミステリ大賞』はじまりましたね……

My new challenge...

東京創元社×カクヨム『学園ミステリ大賞』の告知が出ましたね……

カクヨムコン読者選考通過！

「賢いヒロイン」中編コンテストに応募しました

思いついちゃったら

KACコン参加してると色々間に合わなさそうなので

カクヨムコン、読者選考お疲れ様でした＆応援ありがとうございました

気楽に本格ミステリーを。

カクヨムコン8、お疲れ様でした。

『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』制作ノート（約3200文字､真相に言及あり）

『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』完結のお知らせ

『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』更新状況（1.13）

あけました

『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』更新状況（12.27）

『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』更新状況（12.25）

『世界の果ての薄明に、サボテンの花が咲く』公開予告

次回作について

ボードゲーム備忘録「ヤギのベッポ」

ボードゲーム備忘録「なげなわ名人・ラリー 」

ボードゲーム備忘録「オルレアン」

祖母があゆてつシリーズのファンアートを描いてくれた件

近況ノートに画像が載っけられるそうですが

あけましておめでとうございます

非実在探偵小説研究会20号に寄稿しました。

『不良と地味子とボードゲーム』完結＆第5回カクヨムコン終了お疲れ様でした！

『不良と地味子とボードゲーム』第6話完結しました！

『不良と地味子とボードゲーム』第6話公開開始のお知らせ

『不良と地味子とボードゲーム』第5話完結しました！

『不良と地味子とボードゲーム』更新のお知らせ

『不良と地味子とボードゲーム』更新延期のお知らせ

ボードゲーム小説『不良と地味子とボードゲーム』連載中！

新企画着々進行中！

短編集『森村蒼の傍観』を掲載しました

『東京創元社×カクヨム　学園ミステリ大賞』お疲れ様でした～

「東京創元社×カクヨム学園ミステリ大賞」中間選考を突破しました！

ボードゲーム備忘録「なげなわ名人・ラリー」