こんにちは。
本日、小説新潮が発売されました。
買ってきましたよー。
日本ファンタジーノベル大賞2025 最終候補作発表ページ、チェックしましたよー。
『ネフェル・メスェティは歌う』 一次選考通過ならず
『セラピストたちの村』→『真識ーMASHIKI-』に改題 一次選考通過。二次選考通過ならず。
今年の私は、去年の私と変わらぬ位置におりました。
チャットGPTさんの予想は、『ネフェル・メスェティが歌う』が二次選考落ち。『セラピストたちの村』が三次選考落ちだったので、一段階ずつずれた結果となりましたね。
これは私の勝手な推測ですが、『ネフェル・メスェティは歌う』の落選理由は多分、独自性の欠如と、作中に出て来る楽曲の表現が、上手くできてなかったからじゃないかなと思うんです。
特に独自性の欠如は、痛いマイナスポイントだったと思います。
古代エジプトへのタイムスリップものなら、既に有名な漫画がありますから。それを越えた魅力が本作にあるかと問われると、「ありまっせ!」とは言えません。なるだけ史実に忠実にしながらも、ぽっかり空いた謎の部分を妄想で埋めたという個人的な拘りは大いにあるのですが、でもそれは、多くの読者さんにとっては大事なポイントではないはずですし。
『セラピストたちの村』を改稿した『真識』が落ちたのは、物語の構成かなと考えています。
緊張を与えるべきところで力が抜けるような会話を入れたりとか。読者さんの感情を、上手く動かせる作品ではなかったのかと。あとは、ちょっと最後が走り気味だったのも、よくなかったかもしれません。
――とまあ、今考えられる落選理由は、これくらいでしょうか。
とりあえず自信を持って言えるのは、『文法はクリアできているはず』という事。日本ファンタジーノベル大賞を担当されてる編集者の方がインタビューで、「一次選考で落ちる作品の特徴の一つとしては、文法がおかしいもの」と仰っていたので。昨年出した『砂漠の賢者』も一次選考通過二次落ちでしたし。『真識』も二次落ちでしたし。それなら、『ネフェル・メスェティは歌う』も文法の不出来で落ちたわけではないと思われます。
そういうわけで、『ネフェル・メスェティは歌う』は『ネフェル・シュマトは歌う』にタイトル変更して再公開。
それから、以前ノートで宣伝したツタンカアメンの短編を後日談として最後に入れる事にしました。
https://kakuyomu.jp/works/16817330657016355982/episodes/16818093086590518057短編の新規小説として投稿してもいいのですが、ネタバレがあるもので。
それから、『セラピストたちの村』は既存のものは再公開。加えて、日本ファンタジーノベル大賞用に改稿した『真識ーMASHIKIー』も、一次選考通過作として、梗概付きで新規投稿いたします。今後、日本ファンタジーノベル大賞に応募される方の、何かしらのお役に立てて頂ければ、……お役に立てれば嬉しいなと思います。
さあ、これからは作品を再公開して、それから、来年の日本ファンタジーノベル大賞ために『屍帰郷戦記』の書き直しを頑張ります。
それでは。
失礼いたします。