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どうして私はもっとちゃんと推敲しなかったのか

こんにちは。
タイトルで後悔を叫んでしまいました。

今、日本ファンタジーノベル大賞の二次選考で落ちた小説『真識MASHIKI』を見直しながら公開しているんですが、なんとまあ、誤字脱字誤植の多い事。

原稿に出す前に、何度か推敲はしたんですよ。
でもね、まだまだあったんですよね、かなりの間違いが。

しかも、結構大事なところで、山場でね、脱字があったりとか。

信じられない。アタシほんと、信じられないわ!

自己嫌悪です。

盛り上がってるシーンを読んでて誤植見つけたら、げんなりするじゃないですか。
「これ結構いいじゃない。次に推してもいいしら~」って選者さんが思ってくれても、誤字脱字が多ければ、同じレベルの競争作品で迷われた場合、「こっち(誤字脱字が少ない方)にしよ」ってなりますよ。
実際そうなるよ、って、編集者の方がインタビューで答えてましたしね。

しかも、文章力や構成力と違って、誤字脱字って、何とかしようと思えば何とかできるポイントです。
そこでマイナス評価をもらってしまっているかもしれないと考えると。
誤字脱字がもっと少なければ、もしかしたら一つ上に行けていたのか? なんて想像してしまうともう……
悶絶ですよ。

だから私はここで、小説賞やコンテストに向けて作品を制作されている皆様に声を大にして言わせて頂きます。

これからもう一回、もう二回、もう三回でも、推敲しましょうねーっ!!
え、知ってる?
だったら今からもう一回やりましょう。

あと、できることなら誰かに読んでもらって下さい。
人間でも、AIでもいい(この時はちゃんと、『誤字脱字・誤植・表現でおかしなところを指摘してください』と指示しないと教えてくれません)自分よりはるかに沢山、誤植に気付いてくれます。

え? 知ってる?

だったら今から、彼氏でも彼女でも家族でも友達でも近所の人でもAIでもいいから、正直に感想を言って、誤字脱字を指摘してくれる人材を一人でも多く確保して下さい。もうこの際、お札握らしても良いと思うくらいです。


ちなみに、私が『真識ーMASHIKI-』で推敲したのが3回です。紙で応募するから、ちゃんと印刷したものを推敲しました。でも、今回は夫に目を通してもらわなかったんです。忙しそうだったし、『砂漠の賢者』の時も読んでもらったから、これ以上時間を奪うのは悪いような気がして。
AIも使いませんでした。その時は、AIを使って推敲の精度を上げるという発想がありませんでした。

創作は孤独です。
だから心地よかったりもします。
けれど、自分じゃない誰かを巻き込む事で、作品のレベルは必ず上がります。
今回、私はそれを痛感しました。
だって、日本ファンタジーノベル大賞は、来年までもうないんだよ(泣)!


前回、同賞で二次選考に進出した『砂漠の賢者』は、『真識ーMASHIKI-』や『ネフェル・シュマトは歌う』よりも、構成も人物の掘り下げも甘かったと思うのです。それでも、自信作だった『真識―MAHIKIー』と同じ選考段階まで進めたのは、もしかしたら誤字脱字の少なさが理由の一つだったのかもしれません。

だから、賞やコンテストに向けて書いておられるみなさん。
しつこいですが

推敲、しましょう!


以上。
今回は叫びっぱなしのみかみでした。







6件のコメント

  • 本文に誤字脱字はなくても、ペンネームを盛大に誤字っていた経験のあるお馬鹿ちゃんが通ります。
  • 私は推敲した場所が誤字脱字になると言う愚行を繰り返してます(笑)^_^
  • 杜若狐雨様

    それはw
    どう誤字ったのか気になります。
    杜若小鮫さん、とか?

  • 福山典雅様

    あー! それ、私もやりました(笑)
    気付いた時には仰け反りましたよ。そんで、暫く戻ってこれなかった。
    体幹筋力が弱くて……
  • 表現を見直すと削除ミスで衍字とか“削除しすぎ”が発生しがちです。私は……
  • 獅子2の16乗様

    あ~っ! それもありますね!
    これを解決するには、
    『直した箇所は直後に見直す』
    しかないような気がしますね🤔。

    小説ではないですが私は最近、顔スタンプを間違えて押すことが多発してます。😭押したつもりが、😆になってたりとか。真逆。
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