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NGワードなどについて

ある方が書いておられました。
NGワードに注意せよ、と。

何気なく使っている単語や名称が、今では差別用語だったり、センシティブな部分にひっかかるものだったりする。

『農夫』なんかも実はよろしくないと。正しくは『農民』なのでしょうか。調べるとそのように出て来ましたが。

これ読んで、私、ひやりとしました。
気をつけているつもりであっても、史実を参考にした話だったりすると、そのまま資料から単語を水平移動していたりするので。

自分の作品を見直してみると、「あ、これアウト!」 という単語や台詞がありました。
中には、キャラクターに喋らせてしまった内容を見て、自分の人間性を疑ってしまうものまで。これはNGワードより罪深い。
『やっちまった』というよりは
『私サイテー』です。


表現の自由と無神経は全然違う。
これは書き手の基本。気をつけないと、と分ってたはずなのに。分ってたつもりになってただけだったようです。だからこそおもくそ自己嫌悪中です。



もし私の作品を読んで気分を害された方がおられましたら、誠に申し訳なく。



とりあえず頭冷やしてから、一通り作品の内容を見直してみようかと。自己判断じゃジャッジしかねるラインは、身内にも聞きながら。

8件のコメント

  • 難しい!
    全然考えたこと、なかったです。
  • 西しまこ様。

    コメントありがとうございます。

    そうなんです、難しいラインもあるんですよね。

    例えば、小学校で学んだ明確な差別用語だったりすると、書く前に「おっと待て」となる。何故駄目かもちゃんと勉強しているから、調節もできる。

    ただ、昭和の頃はOKだったものでも、今はアウトなものもあるみたいです。これが難しいですよね。これはもう、気がついた時に、修正するしかないのかな。

    また、単語じゃなく内容に関しては、臆病になり過ぎて腫れものに触るように、『書くのを避ける』のも、違う気がする。例えばジェンダーな話題とか、迫害の歴史だったりとか、センシティブな部分に触れる時は、しっかり考えて書きたいと思いますし。

    今回猛反省したのは、単語を右(資料)から左(小説)にコピペ感覚で書いたのと、台詞に関して「ん~?」と自分でも違和感を覚えながら投稿しちゃったのがアカンかったな、と(泣)。自分浅はか!自分無神経!ってなりました。

    プロ作家さんなら、校正さんや編集担当の方がダメだししてくれるんでしょうけど、私達は自己判断ですもんね。

    難しいです!
  • うーん、難しいなぁ。やっちゃいそうで怖いなぁ。
    こういうのって、本当に難しい。
    気をつけてても、昭和の人間だから、普通にでちゃうものもあるし。
  • 難しいですよね。
    時代背景の都合でそういう言い回しの方が適切な場合もあり得るわけだし。
    っていうか『農夫』が場合によってダメは怖すぎる。
    私も昭和の人間なのであっさり使いそうだ……

    調べてたら恐ろしいことに、今は『狂』という字が使えないそうです。マジかい。
    狂歌とか狂言ってどうするつもりだ……。
  • あきこ様。

    コメントありがとうございます。
    実は私も昭和に道徳教育を受けた人間でして。
    正直、「農夫がダメ」と知っても「え、どうして?」といった風でした。
    調べてみて初めて、
    「あ、『夫』は男性だけを指す言葉だからダメなのね、成程ね」と。

    こういう細かいのは、気付いた時に随時修正するしかないのだろうな、と思います。明確な理由があって使っている単語以外は。

    内容に関しては、我々はもう、自分の中のモラルと相談するしかありませんよね。
    だからこその、今回の自己嫌悪でございました。
    ようやっと頭、冷めてまいりました。
  • ううむ。でも、言葉を次々と言い換えていくことが正義ではないような。

    『図書館戦争シリーズ』で作者の有川浩さんが現代の言葉狩りの酷さについて逆告発していたのを思い出します。八百屋、魚屋、床屋が差別用語⁉︎ という話だったかと思います。帰宅後ちょっと調べてみます。

    ハゲという言葉が使えないと辛いなあ。「髪の毛の本数または密度の偏差値が32以下の人」とか言い直さないといけないのは面倒だなあ。
  • 土岐三郎頼芸様。

    そうなんです。
    単語に関しては、言葉を変えるだけが正義ではないと私も思います。その後ろにある思想みたいなものが重要なんだと。

    だから、私も気付いたり指摘を頂いた時は、納得した上で単語の変更をしたいな、と。

    ハゲは確かに使えないと、書き手としてはかなりの痛手ですよね。
  • 和泉将樹様。

    すみません、お返事が前後してしまいました。
    え、『狂』ってダメなんですか!
    何故か判らない……。調べてみます。
    しかしながら、ここまで来たら、小説書けなくなっちゃいますね。

    確かに、作品の時代背景やストーリーの流れなどではむしろ適切な単語もありますもんね。
    そこはもう、ダメだしされたら辛いな、と思います。


    今回猛反省したのはキャラクターの台詞でした。キャラクターの怒りに任せた罵り文句だったんですが、これは、単語というよりは発想でした。

    冷えてきた頭で考えてみると、こういう台詞や発想なんかは、自分が許せるか許せないかで判断するしかないんだろうな、と思いました。


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