• 現代ファンタジー

【華降る夕空】

僕の街には百年に一度とある時期に、空から華が降ってくるという言い伝えがあった。
その華は極楽浄土で咲いた華。
見るものを魅了し、惹き付ける華。
いったいどれほどうつくしいのだろう。
僕は、その華が見たくて仕方がなかったんだ。
するとある日、空が眩い光に覆われて――


photo by ユウ飴

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