「そして、男は恋を経験する」(男恋)のタイトル「26歳、家電販売員の男」をアップして、数日経過しました。
改めて読み返し、冷静になって分析をしてみると
自分でも違和感がつきまといます。
…、由衣さん、初デートで昔の男のことベラベラとしゃべり過ぎでね?
いくら楓太がしつこく聞いてきたからって、
初デートでそこまでこの話題を膨らませるのは、デリカシーなさすぎっ娘でしょ
つーか、楓太も聞きすぎ!
もっと軽い話題から入って、徐々に心の隙間を覗かせる展開が現実味あったよね
その辺、さすがフィクション!
由衣さんは身が固く、心にザックリ深い傷を負った影あるOLって設定だったのに
初デートで昔の恋人のこと根掘り葉掘りおおっぴろげてたら、
それは「奥手」ではなくって、「空気読めない痛い女子」です。
由衣さんの私の中のイメージが、かなり軽んじてしまった。
そして、勝手にフェードアウトするという、暴挙
マイペースにもほどがあります。
楓太の底辺過ぎるクズ男設定も
なんか中途半端な感じで終わってしまったし
でも、クズ男だからか相手の感情や表情を読み取ることに長け過ぎていて
そんな楓太は、なぜこんなクズ男になることになったのか
楓太にも辛い人間関係の過去があるのでしょうね
そこんところを、のらりくらりと交わして本性を徹底的にブロックしてるあたりが
楓太の闇を感じます。
そもそも、楓太は由衣さんのどの辺に魅力を感じたのか?が
今回のお話に上手く表現されてなくって、
全体的に「独りよがりなお話」で終結してしまいました。
ざっくり言うと、楓太さんは自分と正反対の由衣さんに、自分と同じような匂いを感じたのでしょうね。
いろいろと展開が早すぎで、ドン引いてしまった…。我が子ながら
まぁ、サクッと読めて、サラッと通り過ぎる小説程度なら
このくらいの違和感が覗いてるほうがいいのかな
短編・完結のストーリーだから、詰め込み過ぎてしまったという反省です。
3話完結くらいにしとけばよかったかな?
まぁ、どちらにしても、楓太さんの恋愛は足早で短命になることはたしかです。
現在、次回作に取り掛かっています。
次はハッピーエンド…になればいいなぁ。