主に先日投稿した『巡り会うけもの』のうらばなしてきなものです。
ネタバレ全開ですので一応ご注意を
巡り合うけものを書いてる時から思ってたのは「なんでこんなに長くなってんの……」です。
全部で約1万8千文字。今まで投稿したけも本三次小説の2.5~3作分っていう。
そんな重要なシーンでもないし、アラフェネパートをカットすればもっとコンパクトに収まったんですが、カラカルとこの二人との会話は見たかったし、アリツさんとも知り合いだったよってのも書きたかったんです。要は自己満足。
アリツさんはアラフェネの会話で名前だけの登場予定でしたが、書いてるうちに本人を出せそうな感じになったので登場させました。
オオカミ先生も出してカラカルと少し会話させたかったんですが、カラカルが来た頃には寝てるし、やっとゆっくり休んでる所をわざわざ起こしてまでやるほどのネタでもなかったので断念しました。
思いついたけどボツにした台詞で
「かばんさんの服がアルパカみたいになってしまったのだー!?」
「あるいはヒツジだねー」
というのがありました。
結局この台詞は使わなかったんですが『アルパカみたい』って表現がかなり気に入っていたので地の文で出しました。
あと思いついたけど使わなかったのは
「あなたたちと会うのは初めてだけど、アライさんとフェネックとは会った事がある」
という台詞。
これは「現在のアラフェネと会うのは初めてだけど、先代のアラフェネは知ってるよ」ってニュアンスなんですけど、言われたアラフェネは「?」って感じでしょうし、読んでいる方も「?」となりそうだったため台詞を変えました。
・お風呂場について
ロッジは宿泊施設だから、規模はともかく風呂場はあるはずだと考え、アライさんがばんちゃんの服を洗う場所として設定。
パークの施設にはスタッフのためのシャワールームや洗濯機とかあってもおかしくないと思います。仕事柄、作業着とか結構汚れるだろうし泊まり込みも多そうなので。