• 二次創作

うらばなしてき 後編

 裏話的なもの、後編です。ネタバレ全開なので本文はちょっと下げておきます。











・ゲスト登場から主役へ。
 白黒コンビの退場は非常に残念でしたが、二人が抜けたことで恩恵を受けたフレンズがいます。

「クロやんとホワイトタイガー抜けちゃったしどうしよ……。あ! じゃあその分カラカルの出番増やせるじゃん!」

 そう、カラカルです。
 元々は冒頭と最後だけに登場する予定でしたが、白黒コンビの役割を代わりにやってもらうことで一気に出番やセリフが増え、考えたけど出す予定のなかった設定を前面に押し出した結果、初期の頃とは打って変わって大活躍することに。

 余談ですが、このカラカルの所有スキルは『烈風のエリアルクロー』だったらいいなとぼんやり思ってます。

・ボロボロのラッキービースト
 カラカルにもさばんなトリオのボス、アラフェネ&リカオンの2号のようなラッキービーストが欲しいと思い、長年一緒にいた相棒という形で登場。
 外装がボロボロなのは、さばんなコンビをガイドしていたボスのようにずっとカラカルと一緒にいて、他のラッキービーストよりも活動量が多いためです。

 最初は片目が無い設定で、その奥にあるむき出しのライトやカメラレンズを見たガゼルとシマウマが驚く……というのを考えてました。
 しかし「これじゃ(メタルギアの)ビッグボスじゃん」という事と、機械のことを知らないフレンズが見たらちょっと刺激が強いかなと思い、欠損部分を尻尾に変更しました。
 後にけものラビリンスで緑ボディで片目のラッキービースト『ビッグボス』が出ているのを知り、更にけもフレ2のキービジュで海賊ラッキーが発表され、変えてよかったと一安心。

 長年カラカルと行動を共にしているので経験豊富。なので他のラッキービーストよりもAIが発達してる設定があったりなかったり。
 パークが危機的な状況ですが、カラカル(フレンズ)と話すことが出来て誰よりも喜んでます、きっと。

・災い転じて福となす
 白黒コンビをボツにするには惜しいと引っかかりながら、練り直した『さばんなにて』を書いていたある日、状況を打開する閃きがありました。 

「みずべちほーを舞台すれば違和感がない。そうだ、みずべならジャイアント先輩も出せるじゃないか! カットした部分もそのまま使える!」

 この閃きがきっかけで『みずべにて』の話は一気に決まりました。
『暴走フレンズが突進→ジャイアント先輩が片手で受け止める→軽くあしらう』シーンが浮かんだのも確かこの時です。

 暴走フレンズをジャイアントパンダにしたのは、まず『ぺぱぷらいぶ』の観客で登場していた事。そして元動物が実は凶暴な猛獣で、暴走したら特にヤバそうだったから。まあ野生暴走になったらどのフレンズもヤバヤバですが。
 その結果、黒いヒョウと白いトラと白黒のパンダが一堂に会し、ジャイアント対ジャイアントという構図が生まれることに。
 あとは舞台が水辺なら鉢合わせてもおかしくないだろうと、ペパプに襲いかかった後のブラックジャガーと、生き埋め作戦にハマったピューマを登場させました。

 ジャイアント先輩は始め野生解放してなかったんですが「いや流石に強すぎるだろ」とセルフツッコミをして、野生解放してもらいました。
 ただジャイアント先輩は素の状態でも暴走フレンズをあしらえるんじゃないかとは思います。
 仮に黒かばんと対峙しても 『触手をバシバシ弾いて接近→フリッパー叩き込んで一撃KO』くらい出来そうですし。

・そして公開へ
『さばんなにて』と『みずべにて』を同時進行しながら「この二作は同時に投稿しよう」ってなんとなく決めてました。
 確か先に出来上がったのは確かさばんなの方で「これ先に投稿しちゃうか……? いや、みずべ→さばんなの順にしたい」って考えてた気がします。

 裏話てきなものは大体こんなところです。
 他にもカラカルの言動は凄い気を使ったとか、クロやんの関西弁が難しかったとかあるんですが、それらは気が向いたらツイッターで書くかもしれません。

 ここまで読んで下さり、ありがとうございます

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