逃した本命の新人賞が本年度も募集開始しました。本命が二重応募を認めていないので「俺は英語が嫌いだ!」のカクヨムコン応募を取り下げることにしました。また、個人のWeb上作品掲載は可との条件があったので、カクヨムは私の個人サイトではないとの判断からカクヨムでの掲載も取り下げます。本命新人賞の書式に合わせるための修正があるためまだ時間がかかるとは思いますが、おそらくは二月中を目標に取り下げることになるでしょう。
実を言うとカクヨムコンも魅力ではありますが迷いもありました。何故ならば私が本当にしたいのは「俺は英語が嫌いだ!」の収益化以上に出版社が持っている過去のIP収益を今一度上げることだからです。私の作品で安価に話せるようになる学習法を紹介し、その手段としてWebアプリを通じて出版社が持つIPの外国語版を販促して我が作品を出版して下さる出版社の収益を上げたいと考えています。だからこそ我が作品を出版できるか否かと共に世代性別関係なく幅広く認知されているIPを出版社が持っているかが重要です。その点を考えるとカクヨム母体の角川書店は抱えているIP数は膨大であるものの集英社、講談社、小学館等に比べると個人的にどうしてもキラーIPに乏しい印象を受けてしまいます。
2000年代はハルヒ、俺妹、とらドラ、古くはロードス島戦記やガンダムといった角川のIPを楽しんだこともあります。しかしこれらが万人に通ずるIPかと思うと疑問を感じてしまいます。だから捕らぬ狸の皮算用ではありますが「角川で良いのか?」と感じていたのです。
自作と共に他作も売るつもりの作品であるとの意思が伝わって良い結果に繋がりますように。