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語学とは必ずしも人格の成長を伴わない唯一の学問である

Chapter28で述べた語学マウントが嫌われる理由

 このチャプターで語っている語学マウントが嫌われる理由のきっかけになったのはとある日系アメリカ人YouTuberの動画です。アメリカ育ちで日米バイリンガルではあるのですが、どうにも話し方に幼さが目立つ。

「お前の英語ネイティブにはこう聞こえてっからな。ダセェよ」と語り動画の最後は「チャンネル登録よろしくマ〇コ!」と言ってしめる。

 そのあまりにものク〇……あら私も言葉遣いがお下品になってごめんあそばせ、そのあまりにも御排泄物様な人格を見て、無努力では上達できない他分野のエキスパートならこうはならないだろうなと思ったのでございます。

「話せるところを見せたい!」そう思った時に一度冷静になって考えてみて欲しいのです、今のあなたの心は美しいか。

4件のコメント

  • 基本的にホンモノは自然体でもその人の力量が伝わるし動画でも余裕が見て取れるものだと思います。

    視聴回数や登録者数に拘り必死な人程騒がしく落ち着かない場合によっては他者を煽るような動画をよく上げて来ると思います。

    本気の話せる動画を見せるなら海外に行って会話をする。(今のご時世ちょっと難しいでしょうが)ほか歩いている外国人に話しかける。
    それ以外にもゲームプレイ動画でオンラインで外国圏のプレイヤーとVCで会話する等やりようはいくらでもあると言うものです。

    かずきさんの言われている方はその様な方法で注目を浴びる事しか考え付かないのだと思います。所詮は子供が好きな子や周りの注目を浴びたくてちょっかいを出したりイタズラしたりするレベルの話です。

    かずきさんの言うように一度我が身を振り返る事はとても大切な事だと思います。
    コレは私達が生きていく上で様々なことに役立つ事だと思います。

    私の父も「常に日々の反省を怠るべからず。」と言う言葉を残していきました。
    今回のかずきさんの話で父の言葉を思い出しました。
    私も今一度立ち止まり己を振り返る時間を設けてみようと思います。
  • 深く考察して頂きありがとうございます。

     私自身、中学と高校で一回づつ英語で赤点を取った経験があるので悔しさはあるはずなのに、大学から本気でイタリア語を始めてある程度会話ができるようになると病的な自己顕示欲に襲われて、語学マウントで友人も数人失いました。

     当時の自分の人格の浅さを顧みてこそ気付けたことでもあるのです。
  • これはある意味、如何にも日本的な価値観ですね。
  • コメントありがとうございます。

     おしらく指し示していらっしゃる価値観は「話せるところを見せたい!」のところでしょうか。

     であればそうだと思います。自慢できるということは自慢する対象がいるということ、すなわちモノリンガルの人口が多いからだと思います。

     イギリスを除くヨーロッパでは英語自慢をしたところであまり羨ましがられないです。アメリカやイギリスでは語学が苦手な人が多いので自慢はあるかもしれません。特にフランス語かドイツ語が話せると一目置かれるそうです。
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