こんにちは
近況ノート創作エッセイ、今回は「自分の作品を客観的にみられるか」です。
突然なのですが。
普段、鏡で見る自分と、外出先で窓ガラスとかに映った自分が違う、ということ、ありませんか。
自分ではきちんとした格好をして出かけたつもりでいたのに、ガラスに映った自分を見て、
「誰、この変な人⁉」
と驚愕したことがあります。
なぜ、そのようなことを思い出したのか。
それは、先日、長い間読み直していなかった過去作を読んだからなのです。
そのお話を書いていた当時は、かなり頑張って書いたつもりでした。
あまり読まれてはいませんが、自分にとっては大事なお話です。
だけど、細かい部分をどう書いたのか忘れるくらい久しぶりに読んでみたら……。
「え、なんじゃこりゃ⁉」
な部分が幾つもあったのです。
もともと、自分の文章が上手だとは思っていません。
文体も平べったく、華がありません。
お話のつくりも甘いですし、題材も万人受けしないものばかりです。
にしても、にしてもだよ。
これはそういうレベルじゃないのよ。
この時の私は、そのお話を、いち読者に近い感覚で読んでいたと思います。
だからこそ目につくあれやこれや。
これを(あまり読まれていないとはいえ)ネットに晒していたなんて、ほんとうにもう、穴があったら入り込んで掘り進めてブラジルから飛び出して月に飛んでいきたいくらいです。
で、思い出したのが「ガラスに映った自分が変な人だった」現象。
もっとも、これは、私が長い間創作活動をしてきたおかげで、成長できたから見えてきた、という面もあるのでしょう。
(知識がついた、ということ。お話自体は成長していない)
で。
今、新作の第一話がようやく書き終わったのですが(1200字。少ない……)これももしかしたら……という恐れにとらわれているのでした。
永遠の美魔女な作品が書けるようになりたいなあ。