こんにちは
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて。
参加するかどうか、物凄く悩んだのですが、『MFブックス10周年記念小説コンテスト』に『氷華の姫に焔の果実を』を参加させる予定です。
(次回のカクヨムコンは、カク、ヨムともに完全不参加の予定なので……)
現在、全然書けていないので、期間中に十万字クリアが出来るかどうかあやしいのですが(夏休み期間、しかもお盆が入ったりする今、ストックを書くのが難しい……もっとちゃんと書き進めておけばよかった……)頑張ります。
ジャンルは異世界ファンタジー。たぶん、自分史上初になる、「和風要素なしのがっつりファンタジー」です。
二十三歳の男性が主人公です。
成人男性主人公の一人称、というスタイルに不安しかないです。
(でも、一人称は、心情描写をねちねち書き込んだり、両片思いのじれじれを書くのに便利)
「やたら頑張る主人公」「じれじれすぎる両片思い」という、「くがりなテンプレ」は今回も健在です。
また、連載休止や削除した過去作の設定を結構使いまわしています。(セルフパクリ。笑)
連載開始は8月下旬~9月上旬ごろ。
お立ち寄りいただけましたら幸いに存じます。
❄️以下あらすじ❄️
病に冒された姫を救うために、命を懸けた旅に出る奴隷の青年。
どうか、姫の病が癒えますように。
光り輝く笑顔を取り戻してくれますように。
そうして、国一番の商人のもとへ嫁ぐことができますように。
願いは、それだけ。
だから。
姫を恋慕う私の想いは、永遠に届かなくていい。
奴隷のケンは、王女イスーが所有する小城で働いている。
二人は、武術や学問を通じて親しくなっていった。
美しく快活なイスーに恋をするケン。だがその想いは胸の奥に秘めるしかなかった。
ケンとイスーが十五歳の時、イスーが倒れた。
胸に氷の花が咲く「氷華病」に侵されたのだ。
氷華病を治すには、東の果てにある孤島、「フェイオー島」に実る、「火焔の実」で作った薬を飲む必要がある。
ケンが二十三歳の時、今までイスーを放置していた国王が、突然ケンに命じた。
「火の雨が降るというフェイオー島へ行って、火焔の実を取ってこい」
