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【近況ノート創作エッセイ8】並行執筆問題

 こんにちは
 近況ノート創作エッセイ、今回は「並行執筆」です。

※前回のエッセイを読み返していて気づいたのですが、一部言葉の足りないところがありました。申し訳ないです。
 (現在は一部加筆修正しています)
 例に挙げていた文は全て創作です。
 ただし、例文1、2に関しては、私が普段コメントしている時の書き方に似せました。(現在はほとんど2の書き方ですが、一時期1の書き方をしていました)
 「同じ文を見ても人の感じ方はいろいろだよね」という点から、思いついたことを書いてみました。
 もしご不快な思いをされた方がいらっしゃいましたら、申し訳ありませんでした。

 ✑

 並行執筆、というのは、今思いついた言葉です。最初『浮気問題』というタイトルにしようと思ったのですが、あまりにもアレかなあと思って、現在のタイトルにしました。

 長編を書いていると、ふと「ほかの話も書きたいなあ」と思うこと、ありませんか?
 特にプロット通りに話が進まなくて詰まった時とか、書くのが退屈なシーンになった時とか。

 何気なく見た映画やドラマ、小説などからぽかーんとインスピレーションを得て、ふわっとハイライトシーンを思い浮かべる。

 なんとなくめっちゃ面白そうな気がする。てか絶対受ける気がする。たぶんこれ書いたら楽しそうだなあ。なんか今書いているのよりいけるんじゃね? 
 うーん主人公はこうでぇ、ヒロインとこーんなふうに両思いになっちゃってぇ、ラストはこう! きゃー!
 ……あ、やばい夕飯の支度の時間だよ。

 みたいな。

 私は長編執筆中、時々このような状態に陥ります。
 「思いついた」お話が短編の場合、連載中に書いてしまいます。そして気分を切り替え、長編に戻る。

 ただ、「思いついた」お話が長編の場合は、どうでしょう。
 器用な方は並行して執筆されていますよね。私も以前、並行執筆を試みたのですが、見事に失敗しました。
 結果、最初に書いていたものを下書きにしてしまいました。
 (書けなくなったほうのお話の世界観や設定は、次回作の設定の参考にしたり、ネタとして盛り込んだりしています)
 並行して書き続けて、どれも完結させられるかたは、本当に尊敬します!

 一度失敗しているので、今回は、今書いているお話が完結するまで、ほかの長編は書かないつもりです。(このエッセイは別)
 頭の中にあるもう一つのお話は、現在のお話を完結させてから。
 執筆中の長編の公開は、カクヨムコン終了後の予定。
 さて、これから書こうかな。

4件のコメント

  • 私は並行執筆、できないタイプです。他の話が書きたくなっても、メモっとくのがせいぜいですね。
  • オレンジ11さん
    こんにちは!

    オレンジ11さんは、一作集中型なのですね。
    作品を執筆されるさいの膨大な調べものや熱量は、さすがだなあと思います。

    私、過去の失敗を踏まえて、他の話はちょこちょこネタや設定をメモるだけにしよう! と決めました。
  • どうしても調べてしまうんですよねえ。司書だから仕方ないのだと思います。現実世界のあれこれを調べるうちに作品世界も出来上がり、偶然の発見その他、おもしろいなと思った要素を作中に反映させるのが私の作風なのかなって。

    >私、過去の失敗を踏まえて、他の話はちょこちょこネタや設定をメモるだけにしよう! と決めました。

    この方法も良いですね!

    玖珂さんの作品は、いつもとても読みやすいですよ! すり鉢状の地形とか、大きな絵を見せるのが上手いなと思います。
  • さすが、司書さんですね!

    >現実世界のあれこれを調べるうちに作品世界も出来上がり、偶然の発見その他、おもしろいなと思った要素を作中に反映させる

    それがごく自然に溶け込んだ作風が、素敵だと思います♪

    わあ、読みやすいと言っていただき、ありがとうございます!
    大きな絵の見せかた。そのあたりをよりいっそう力を入れてみようと思います。ありがとうございます。
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