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藤井聡太七段、17歳でのタイトル獲得のラストチャンス

 第91期棋聖戦五番勝負第4局、渡辺明棋聖対藤井聡太七段戦。
 藤井聡太七段は7月19日が誕生日のため、17歳でのタイトル獲得はこの対局がラストチャンスとなります。
 なお、現在の最年少タイトル獲得の記録は、屋敷伸之九段の18歳6ヶ月と14日。
 藤井聡太七段がこの記録を更新するためには、2021年2月1日までにタイトルを獲得する必要があります。
 藤井聡太七段が新しい歴史を作るのか、それとも渡辺明棋聖(棋王・王将との三冠)が、それに待ったをかけるのか。
 本日も目が離せません👀

22件のコメント

  • お、左銀を出す急戦矢倉になってますね。後手は引き角を2二に戻したので二手損。渡辺三冠の速攻が刺さってるように見えます(もう玉を入城するのが間に合わない)。
    しかし、藤井七段、北海道から戻ってきてすぐタイトル戦ですか。これはハードです。どちらもがんばれ。
  •  今更ながらですが、私は日本将棋連盟ライブ中継アプリ(月額550円)で観戦しています。

     10手目まで進んで矢倉模様の出だしです。

    ◆渡辺明棋聖(棋王・王将)◆
     1984年4月23日生まれ、東京都葛飾区出身。所司和晴七段門下。
     2000年、四段。2005年、九段。棋士番号は235。
     タイトル戦登場は35回。獲得は竜王11期(永世竜王)、王座1期、棋王8期(永世棋王)、王将4期、棋聖1期の計25期。棋戦優勝は11回。
     本年度成績は5勝4敗(.556)。
     対局数ランキング18位タイ。
     通算成績は662勝335敗(.664)。

    ◆藤井聡太七段◆
     2020年7月19日生まれ、愛知県瀬戸市出身。杉本昌隆八段門下。
     2016年、四段。2018年、七段。棋士番号は307。
     タイトル戦登場は2回。棋戦優勝は3回。
     藤井聡太七段の本年度成績は13勝2敗(.867)。対局数はランキング1位、勝数ランキング1位、勝率ランキング5位。連勝ランキング1位タイ。
     通算成績は182勝34敗(.843)。

     両者の対戦成績は藤井聡太七段3勝、渡辺明棋聖1勝。
  •  ゆうすけ様、メッセージありがとうございます♡

     おおっ! そんなことになっているのですか?
     高知は時差の関係でまだ10手しか進んでいません(→そんなはずはない!)。
     渡辺明棋聖は、作戦を練ってきたのでしょうね☆
  •  30手までの局面は棋聖戦第2局と同じ局面です。(途中の手順は違う)
     第2局で敗れた渡辺明棋聖が改良手順を用意しているのは明らかですが、藤井聡太七段は手を変えません。
     最強王者に対して、なんとも強気な対応です。
  •  第2局と同じ差し手のスタートということは、どちらかの誘いにもう一方が乗ったということですよね。第2局に敗れた渡辺棋聖にすればプライドと意地が感じられます。しかしながら、“魔王”に“返り討ち”とばかりに一歩も引かない藤井七段には朴訥とした口調とは真逆の芯の強さを感じますね。

     藤井七段は多分、“残り2戦を1勝1敗でよし”ではなく『18歳の誕生日は最年少タイトルホルダーとして迎えてやる』という一戦必勝の強い気持ちで臨んでいることでしょうね。
  •  32手目△1四歩の局面で、午前のおやつとなりました。
     渡辺明棋聖は注文なしです。
     藤井聡太七段はオレンジジュースです。
     そのほか、それぞれの控え室にはファヤージュ(ナッツを表面にまぶした焼き菓子)と、レモンのクリームサンドが運ばれました。

     31手目、▲9六歩と、渡辺明棋聖の方から手を変えました。
     これが渡辺明棋聖の用意の手順でしょう。
  •  鷹香 一歩様、メッセージありがとうございます♡

    >藤井七段は多分、“残り2戦を1勝1敗でよし”ではなく『18歳の誕生日は最年少タイトルホルダーとして迎えてやる』という一戦必勝の強い気持ちで臨んでいることでしょうね。

     きっと、そうでしょう。
     ここで渡辺明棋聖が勝てば、精神的に優位に立つ可能性が高いので、藤井聡太七段としても、ここでなんとしても決めたいと思っていることでしょう。

     けれども、藤井聡太七段がプレッシャーを感じる対局というのも見てみたい気がします。
  •  50手目、△3三同銀の局面で昼食休憩に入りました。
     消費時間は、渡辺明棋聖1時間7分、藤井聡太七段1時間21分。

     昼食の注文は、渡辺明棋聖がスペシャルハンバーグセット(内山田)。
     藤井聡太七段がみそ煮込みうどん(やまがそば)。

     渡辺明棋聖が襲いかかったものの、一旦は収まったように見えます。
  •  56手目、△9四桂の局面で、午後のおやつが出されました。
     渡辺明棋聖は注文なし、藤井聡太七段はアイスティーです。

     現局面で、控え室の飯島栄治七段の見解は先手持ちだそうです。
  •  76手目、後手8九歩成の局面。
     そろそろ終盤戦に差しかかってきました。
     どちらがまさっているのでしょうか?
     細い攻めを繋げる技術は棋界随一の渡辺明棋聖と、抜群の詰将棋力を誇る藤井聡太七段。
     最強の矛はどちらなのか?
     もちろん両者、受けの実力もトップクラスです。
     (形勢不明)
  •  藤井七段の優勢が続く状況。寄せは強そうなので(詰将棋も強いし)このまま押し切りますかね。
  •  91手目、▲5二桂成の局面。
     控え室では、藤井聡太七段の勝利が近付いているということで、慌ただしくなってきている模様です。
  •  鷹香 一歩様、メッセージありがとうございます♡

     ここまできたら、もう逃さないでしょう☆
     これから、どれほどの活躍をするのか。
     ぶっちゃけ、羽生さんの記録にどこまで迫れるかですよね?
     タイトル獲得50期では、『期待外れ』とか言われるレベルですよ?
     あと、ライバルが出てくるかどうかも注目ポイントですね。
  •  渡辺棋聖が110手で投了で棋聖陥落ですか。藤井新棋聖は、この勢いで18歳ちょいで藤井二冠になってしまいますかね。いやぁ、強かった。きょうの渡辺三冠も何だか分からないうちに劣勢になってたような…。
  • >111手目の局面で渡辺明棋聖の投了となりました。
     藤井聡太七段、棋聖位を戴冠です。
     藤井聡太棋聖、タイトル獲得の史上最年少記録達成です。
     おめでとうございます🎊
  •   鷹香 一歩様、メッセージありがとうございます♡

     将棋界の歴史の新たな1ページにほぼ、リアルタイムで立ちあってしまいましたね。
     ただ、藤井聡太棋聖が簡単に二冠になれるほど、世の中は甘くないと思いますよ?
     あっ、藤井聡太棋聖は史上初の高校生タイトルホルダーでもありますね♡
     ただ、タイトルホルダーになって、ますます家賃が高騰、他の棋士も目の色変えて向かってきますからね。
     タイトル取った棋士は、大抵調子を落としますし。
     今年度の勝率8割達成は、かなり難しいのでは?
     藤井聡太棋聖は、これからその真価が問われますね?
     あと(今はいないけれど)同世代のライバルたちが、どこまで藤井聡太棋聖に食い下がれるかも注目です。
     谷川浩司九段や渡辺明二冠は、同世代のライバルがいなかったですからね。
  •  谷川九段の場合は、全盛期を過ぎたとはいえ中原誠氏がいましたし、渡辺二冠には羽生善治九段(当時は何冠でしたかね?)が君臨していたのではないでしょうか。同世代のライバルはいるに越したことはないですが、スポーツの世界とは違って、年に4人しかプロ棋士になれない世界ですからね。“クセが強い”千鳥じゃないけど、如何せん“門が狭い”。

     藤井棋聖の「棋聖」のサイン入りグッズが王位戦の対戦中に売り出されるようなことがあれば、またレアものになりますね。
  •  鷹香 一歩様、メッセージありがとうございます♡

     歳がひとまわり違ったら、ライバルとは言えませんよね?
     羽生さんが異様に強かったから、事実上のライバル関係でしたけれど、歳がひとまわり下の方が年々有利になっていくはずでした。

     谷川浩司九段は、全盛期の頃にチャイルドブランドと呼ばれる若手棋士たちに出くわして、成績が奮わなかったから、『子どもアレルギー』なんて言われましたね。
     そのチャイルドブランドが、今でいう『羽生世代』なわけですが、未だにトップクラスにいたりしますからね。
     今の若手棋士も強い棋士はたくさんいますが、かつての『新人類棋士』たちがチャイルドブランドに席巻されたように、藤井聡太棋聖の同期の世代が出てきたときに、一気に駆逐される可能性はあると思います。
     藤井聡太棋聖が、飛び抜けて強い天才棋士なのか?
     それとも、藤井聡太棋聖の同期の棋士たちが、Alの申し子ともいうべき新しい価値観・将棋観を身につけた世代となって将棋界を席巻するようになるのか?

     今、十代の棋士って、藤井聡太棋聖以外にいないんですね?
     これはちょっと寂しい★
  •  さすがお詳しいですね。

    > 藤井聡太棋聖が、飛び抜けて強い天才棋士なのか?
     それとも、藤井聡太棋聖の同期の棋士たちが、Alの申し子ともいうべき新し
     い価値観・将棋観を身につけた世代となって将棋界を席巻するようになるの
     か?

     藤井聡太棋聖のデビューの際、彼が幼少時代に祖母に買ってもらった木製の玩具「キュボロ」に夢中になったというエピソードが広がり、売り切れ騒ぎになりました。「キュボロ」だけで棋聖になれるのなら購入者がみな将来、棋聖になるのでしょう。もちろん、彼の才能であり、努力であり、奨励会の同期に彼を凌ぐ強敵が現れなかった運もあったかも知れません。

     しかし、やはりAIの存在抜きには語れないと思います。それは、棋界のみならず、いろんな分野にも当てはまることと考えます。持論ですが、ある意味で「時代の要請」ということでしょうか。

     例えばサッカー。現在はマジョルカの久保建英(たけふさ)。16歳でスペインのレアル・マドリードと契約するなんて、20年前では考えられないこと。インターネットによる欧州サッカーの試合やトレーニング法などの情報が手に入るようになったこと、そして彼らの指導者世代が生の情報を“咀嚼”できるまでに成長したタイミングで彼ら「オリンピック世代」が登場したというわけです。メジャーの大谷翔平やダルビッシュ有、NBAの八村塁にも共通すると確信しています。
     彼らの能力の高さと情報の取捨選択、良き指導者との出会いが相まって生まれた「偶然」を世間は「〇〇年に一度の逸材」と称えるのでしょう。

     少し長くなりました。ですから、谷川、羽生両九段も藤井棋聖と同じ18歳で、AIとうまく取り込むことができる性格だったなら、“令和”の棋界の勢力図はどうだったでしょうね(^▽^)/
  • ゆきちゃん様
    ひとつよろしいでしょうか?
    将棋エッセイ書けばいいのに。近況じゃなくて。
    ウチの奥さんが、ゆきちゃん様の将棋近況が面白いと言ってましたよ。
    え、私ですか?
    すいません。将棋に興味がないもので(爆
  •  鷹香 一歩様、メッセージありがとうございます♡

     素晴らしい見識をお持ちですね☆
     ただ、こんな人目に触れないところで披露するのはもったいない知識かな、と思います。
     もっと多くの方の目に触れる形で書かれた方が良いと思いました。(既にエッセイ等で発表されているのでしたら、失礼しました)
  •  えーきち様、メッセージありがとうございます♡

     エッセイと近況ノートでは、緊張の度合いがまるで違います。
     エッセイだと、1000年先まで読まれるつもりで書かないといけませんが、近況ノートの将棋実況(?)は、その日限りの気楽さがあります。
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