カクヨムコンの最終選考結果が発表されましたね。
私が推している方々は、残念ながら受賞という結果に至らなかったようです。
私が好きな言葉のひとつに、『試験に番狂わせはない』というものがあります。
小説のコンテストなんかも同様だと思っています。
「あの選考結果はおかしい!」
「受賞作よりも○○という作品の方が優れている」
「選考委員の見る目がない」
などなど……。
批判するのは簡単ですが、それで結果が変わる訳ではありません。
現在、書いている自作品を少し紹介させて頂きますね。
『ディシェーネン・デアナハトはへこたれない。百折不撓《ひゃくせつふとう》の姫である。
幼い頃は、『上手くいかない』とよく泣いていた。
今は上手くいかなくても笑っている。
けれどもそれは、"諦め"を孕んだものではない。
悔しい気持ちを総て飲み込んで、周りには笑顔を見せるのだ』
少し説明しますと、ミノー王国の王女ディシェーネン・デアナハト(通称『ディア姫』)は魔法使いに憧れていますが、彼女には魔力がありません。
本来は魔法など使えるはずがないのですが、彼女は拙いながらも魔法を使います。
ミノー大学魔法学部に辛くも滑り込み入学したものの、使う魔法は魔法初心者の中学生が使うような初歩魔法レベル。
けれども、ディア姫は、ドラゴンクエストシリーズでいったら、『最大MP0なのに、呪文が使える』のです。
その理由、そうなるに至った経緯、そしてそこから広がる未来。
女神様よりチート能力を授けられて無双する『異世界転生』物語に対するアンチテーゼとして、描いていきたいな、と思っています。
閑話休題。
最終選考で残念だった方。そもそも、最終選考に進めてない方。
けれども、『自分の物語を広く世に届けたい』と思って執筆を続けているあなたと私。
頑張れ、頑張れ! 頑張って、努力を続けて、その先に未来が広がっている。
あなたが、私が、活躍している世界線がきっとある。
パラレルワールドではなく、その世界線が今と繋がるように、決して諦めないでほしい。諦めるな、私!
以下は引用文です。
一応、著作権法第32条第一項の条件は満たしていると思います。
近況ノートなので、私にリワードも発生しません(なお、無償でも、引用の条件を満たしていない場合は著作権の侵害となります)
これより引用文。
『Don't Quit
Is that what you want to do?
Quit?
Anybody can do that.
Takes no talent.
Takes no guts.
It's exactly what your adversaries hope
you will do.
Get your facts straight.
Know what you're talking about.
And keep going.
In the 1948 Presidential election, the nation's
leading political reporters all predicted
Harry Truman would lose.
He won.
Winston Churchill said,
“Never give in.”
“Never.Never.”
Sir Winston stuck his chin out and wouldn't quit.
Try sticking out your chin.
Don't give up.
Ever.
止めてはいけない
それが君のしたいことか?
止めるってことが?
それなら誰にでもできる。
才能もいらない。
根性もいらない。
それこそ君の好敵手が君に望んでいることだ。
事実をきちんと整理しておこう。
自信をもって物事を話そう。
そして進み続けるのだ。
1948年の大統領選挙で、国の代表的な政治記者たちはこぞって予測した。
ハリー・トルーマンは敗れるだろうと。
彼は勝った。
ウィンストン・チャーチルは言った。
「決して屈するな」
「決して。決して」
サー・ウィンストンはあごをつき出し決してやめようとしなかった。
君もあごをつき出してごらん。
諦めては駄目だ。
決して。』
以上、引用文でした。
『GRAY MATTER(by United Technologies Corporation)』より
日本語訳は岡田芳郎・楓セビル・田中洋『アメリカの心』(学生社)より