舞夢

ソーラー　「今日は・・・ここは・・・どこだろうか？」

広大な白いお花畑　春を思わせるような暖かな陽射しに

木々の緑が映える。涼やかな風がさ～～っと吹きぬける。

ソーラー　「こんなところ　あったっけ？」

地面にあった白い石をひょいっと持ち上げるソーラー。

ニーモ　「ここはだれかの想いの世界のようね。」

ソーラー　「誰かの　想いの世界・・・？」

白い石をじっとみつめてみる。

ニーモ　「そうよ。誰かの理想の世界に呼び出された

わけね。」


あたりをにこにこ見渡す妖精。


ソーラー
「・・そうなんだ。誰かの理想の世界・・・


それで何だか居心地がよさそうな感じなんだ・・・


たしかにただの空間ではない・・・


何かを感じる・・　なんだろう・・・」


ニーモ　「うん、何かいきいきしてる感じがする。


幸せな感じがするね。」


ソーラー
「では　ちょおとしゃべってみようか。


それっ」


暖かな風景に思い切り声をかけてみる。


ソーラー　「ははっ（＾＾）


私、ソーラーがお伺いに参りましたーーーーーーー」


ニーモ　「あたしもいるわよーーーーーーーー！」


元気よく声をあげる妖精。


ニーモからとめどなく光があふれ


あたりの空間が一段と光輝く。


ソーラー　「誰かの想いの世界・・・か？


私たちが　ここに・・・？」


あたりを楽しそうに見渡すソーラー。


ニーモ　「ソーラー　ねえ、ねえ　みて


なにか木でできた掲示版があるよ。」


大木の傍らに木でできた


かわいらしい掲示版がみえる。


ニーモ　「なにこれ。


自由にお書込みください。ってかいてあるよ。


誰でも何でもかいていいってことかな？」


伝言板をぴちぴち叩くニーモ。（＾＾）/


ソーラー「うん。そう みたいだね。（＾＾）


なんだか　かわいらしい伝言板だな。」


ニーモ　「何かかく～～？（＾＾）～～」


ニーモから光のしずくがあたりの空間にあふれだしていく。


ソーラー　「あっなにかいい考えがうかんできた・・」


ニーモ　「まさか・・・」


ソーラー　「な、な～に？（＾＾）」


ニーモ　「なーにー　やっちまったなーーーーー


は　なし　


ここは誰かの清らかな想いの世界なのよ。かいちゃダメ。」


ソーラー
「そ、そうだねえ。」


ニーモ　「ねえ。また、なーにー　やっちまったなーーーーー


ねらってた？」


目に見えないほどの光の帯がニーモの体から溢れ出す。


ソーラー　

「ううっ　実は　・・・狙ってたんだ・・・」


ニーモ　「はーー　誰かの清らかな想いの世界・・・


ここの伝言板まできて・・・


そのネタを披露しようとは・・・」


ソーラー　「冗談はさておき（＾＾）」


ニーモ　「大丈夫？」


ソーラー　「ではっ誰かはわからないけど・・



　　　　『　あなたが光輝く季節を歩まれますように。』



掲示板に書き込むソーラー。


ニーモ　「では　あたしも（＾＾）



　　　　『　あたしもあなたを応援してるわよ。』



つづいて掲示板にかきこむニーモ。


目に見えないほどの光がニーモの体から溢れ出す。


ソーラー　「では　私たちも先に進みましょうか。


るんるんっと（＾＾）/　ニーモちゃん。


今日もいいことしたかなー。」


ニーモ　「るんるん、　そうね。ソーラー。


るんるん、るんるんっ」




暖かな陽射しに照らされた緑の草に囲まれた小道を


ふたりは歩き出していくのでした。。

おはようございます。
そして、ほのぼのとしたソーラーとニーモの掛け合い、ホッコリとしました。
今日は、かなり寒い一日になりそうです。
心の中だけでも、うららかな優しい光に包まれますように　＾＾
こういう朝は、アプリコットのお茶を丁寧に・・・かな＾＾

こんばんは。とりあえずこちらに書かせていただきます。

「星に確かにキミがいる」の作者です。こちらの作品にレビューありがとうございました。嬉しくて、自信になりました。全体的にはこの話、こんな展開にしていいんだろうか、無理やり話を進めるけど整合性とかヤバイよなぁと思いながらやってます。

それでもとりあえず、続きを書いています。ひと段落したら、舞夢さんの作品も読ませていただこうと思います。短編はいくつか読みましたが。お坊さんの話が印象的でした。

浅倉様、お立ち寄りありがとうございます。
「星に確かにキミがいる」大好きな作品です。
整合性は、心配ないと思います。
これからも期待します。

お坊さんのお話は、自分の中でも「ポコッ」と浮かんできました。
それでいて、自分の中でも捉えどころが様々あるけれど、「大切なこと」は身近にあるというか、そんな感じです。
ありがとございます。

舞夢さま、「いまもひよこ」への素敵なレビューもありがとうございました。詞集みたいなものは、またいつか作りたいと思います。そのときまたお目にかかれるかはわかりませんが、楽しんでやります。ありがとうございました。

朝倉様、お立ち寄りありがとうございます。

ほのかな想い
様々な想いがありますが、素敵な書き方ですね。
これからも期待しております。

NEET MANにレビューありがとうございました。そんなに無駄ではなくてよかったです(苦笑)。長編にする構想もあったんですが今のとこ豪快にポシャってます(笑)。

浅倉様　おはようございます。

書いていると、私も様々です(笑)
ＮＥＥＴ　ＭＡＮは、味がある作品ですね。
心配はいりません。

初めまして。弦巻耀と申します。

拙作「縁結び神の独り言」と創作ネタエッセイに☆をありがとうございます。創作ネタのほうはややエグイ話も入っているので、ドン引きされたのではないかと、冷や汗を書いておりますm(_ _;)m

御作品「理想のタイプ」を拝読させていただきました。エピソードごとの視点切り替えと、視点を切り替えたがゆえのキャラの思惑の対比が、とても印象深く、こんなお洒落なスタイルもいいなあ、と楽しませていただきました。あえて「続き」がないところも、それまでの二人のピュアな思考のやり取りにぴったりですね*^^*

弦巻様、お立ち寄りありがとうございます。

エッジが効いた作品は好きです。
これからも期待しています。

それから、「理想のタイプ」お読みいただき、ありがとうございます。
あれは・・・「続きは」・・・なかなか・・・ねえ・・・(笑)

拙作「縁結び…」に温かいレビューをありがとうございます。嬉しくて小躍りしてます( *´艸｀)

クリスマスの作品を書いていらっしゃる～！と、ただいま「クリスマス・リサイタル」を拝読中です。私の友人で、音大を目指しながら高校生の時に母親を亡くして夢を諦めたという人がいるので、第２話は涙出ちゃいました。ショパンの作品は、易しい曲でも旋律が綺麗で好きです。有名どころはとても難しくて自力では弾けないですが…^^;;御作品、しっとり読ませていただきます*^^*

弦巻様、ありがとうございます。
「クリスマス・リサイタル」は、ほとんど数時間で書き上げた作品です。
基本的なストーリーは、「堤中納言物語」の中の一話をアレンジしました。
書き終えてみると、少し面影が残っています。
第二話は、ほぼ創作部分です。
今後とも、よろしくお願いいたします。　＾＾

「壊れた少女」へのレビューありがとうございました。改めて読み返すともう少し丁寧に描いてもよかったかなと思う部分もありましたが。最終話をほんのちょびっとだけいじりました。というか描き忘れみたいな。興味あったらどうぞ。三文字くらいなので読まなくても支障ないです。

浅倉様、ありがとうございます。

時々、自分でも添削したくなる時が数多くあります。
あまりにもひどい誤字脱字は、適正化しますが(笑)
文意にかかる部分は、難しいですね。
一文字で全てが変わる場合があります。
それを読み取る作者も、読者も実は少ないけれど・・・
まあ、考えすぎず、のん気が一番です(笑)

舞夢さん
おはようございます。
『不機嫌なシンデレラたちと甘美な同居生活』にお星様☆彡ありがとうございました。
( ´艸｀)
更新はスローペースではありますが、とても励みになります。

ayane様、こちらこそ、ありがとうございます。

とても、言葉が練ってあって、きれいです。
今後も期待しております　＾＾

拙作にたくさん☆＆レビューをありがとうございますm(≧▽≦)m「黙っていたうさぎ」にいただいたお言葉、心に沁みました…。

舞夢さまもカクテルお飲みになるんですね！日本酒のマティーニと「奈良」を冠したネーミング、どちらもかっこいいです！できることなら飲みに行きたい！日本酒に何を使うかでかなり味が変わるような気がしますが、「奈良」がつくからには奈良のお酒が使われているのでしょうか( *´艸｀)

「クリスマス・リサイタル」の中盤を拝読中です。ショパンの「雨だれ」は楽譜だけ持っているのですが、その譜面を思い出し、春奈さんはどんなふうに弾いているのかなあ…、と想像しながら楽しませていただいてます。

弦巻様、お立ち寄りありがとうございます。
「黙っていたうさぎ」、考えさせられる作品ですね。
愛する人を命を懸けた人の名前は、永遠に生きると言われています。
いい作品をありがとうございます。

「クリスマス・リサイタル」のショパンはエリザベート・レオンスカヤさんのショパンを聴いていた時に、ひらめきました。
ノクターン集も、しっとりとして好きな演奏です。

「奈良マティーニ」は、奈良元興寺の門前の小川酒店で飲めます。
面白いお姉さんが、作ってくれます。
午後２時には開いていますが、飲み過ぎは危険です(笑)

舞夢さま、「君は幽霊を名乗らない」へのレビューもありがとうございました。あれは処女作みたいなものなので自分の中でも変に眩しいですが、あれが出来たから星キミも描けた気がします。

浅倉様、おはようございます。
処女作は、不思議な思い入れがありますね。
書きなおしたくても、何故か書き直せない。
舞夢も、もう少ししたら、処女作をアップする予定です。