大まかに参議院議員選挙の結果が出てきました。今回は安倍晋三さんに対するテロという前代未聞の事態が発生したので、選挙を実施することが出来たという、ただそれだけが良かっただけの選挙になりました。テロに屈すること無く、1930年代のようなテロリストを称賛するような時代に戻すべきではないという、ただそれだけの、しかし極めて重要な選挙でした。当選した人も落ちた人もご苦労さまでした。
ネットを見た所、改憲勢力が過半数を採った…みたいな話が出ていたので、その勢力の改憲内容というのをおおまかに(本当に雑に)見てみたのですが「どこにも接点がない」というのが実感です。
そして、これを取りまとめる事のできる人材がもういないと考えられるので、いくら数だけ改憲勢力が集まっても、そもそも法案そのものを提出することもできそうにないと思えてきました。
極端な右を抑え込めるのは右だけ。特に政治家は全員がトラのような凶暴なネコ科の野獣でギラギラしてるのが普通。なのでトラをしつけるためには腕力(力づく)で黙らせるだけでなく、撫でてやってなだめすかしてやる能力も必要なんですが、そんな和戦両刀を使いこなせる威光をもった、誰もが黙るような政治家なんてそうそういるものではない。
安倍氏のような「安倍さんがいうのだったら仕方ない(ワイも折れるわ)」という威光をもった調整型の大物が既にいない以上、中身の審議さえ内輪もめの末に破綻するのではないでしょうかね?
安倍氏の偉大さがこの形で出てくると思うのですが…(๑¯ω¯๑)