憲法の改正なんて、とても無理なんじゃね…(๑¯ω¯๑)?

大まかに参議院議員選挙の結果が出てきました。今回は安倍晋三さんに対するテロという前代未聞の事態が発生したので、選挙を実施することが出来たという、ただそれだけが良かっただけの選挙になりました。テロに屈すること無く、1930年代のようなテロリストを称賛するような時代に戻すべきではないという、ただそれだけの、しかし極めて重要な選挙でした。当選した人も落ちた人もご苦労さまでした。

ネットを見た所、改憲勢力が過半数を採った…みたいな話が出ていたので、その勢力の改憲内容というのをおおまかに(本当に雑に)見てみたのですが「どこにも接点がない」というのが実感です。

そして、これを取りまとめる事のできる人材がもういないと考えられるので、いくら数だけ改憲勢力が集まっても、そもそも法案そのものを提出することもできそうにないと思えてきました。

極端な右を抑え込めるのは右だけ。特に政治家は全員がトラのような凶暴なネコ科の野獣でギラギラしてるのが普通。なのでトラをしつけるためには腕力(力づく)で黙らせるだけでなく、撫でてやってなだめすかしてやる能力も必要なんですが、そんな和戦両刀を使いこなせる威光をもった、誰もが黙るような政治家なんてそうそういるものではない。

安倍氏のような「安倍さんがいうのだったら仕方ない(ワイも折れるわ)」という威光をもった調整型の大物が既にいない以上、中身の審議さえ内輪もめの末に破綻するのではないでしょうかね?

安倍氏の偉大さがこの形で出てくると思うのですが…(๑¯ω¯๑)

9件のコメント

  • いつも思うのですが、公明党って改憲勢力じゃないですよね。
  • 違いますね←公明
    憲法改正の場合、公明がいる間は九条を削除するという可能性はゼロです。おそらく落ちどころとして「自衛権」を明示するの形で落ち着くのだろうと思われていたのですが、この改正はよりタカ派からは「全く不十分」であり、逆に公明からしても「変えたくないけど…」という不満が出るのはほぼ確実。片方はなくしたい、片方は残したい…なので。

    こういう時にまとめられそうだったのが安倍氏だけであって、「安倍さんのいう事だったら(今回はしょうがない)」的な人がもう誰もいないのですから、もはやまとまらないでしょう。

    そういう存在は単に調整能力と人望が必要なだけでなく「実績」が必要なんですよね。安倍首相のように歴代最長内閣で、デフレ日本から脱却して国民の支持も比較的高く、海外(特に米国)からの信頼も厚い人…なんて日本の憲政史上、そうそういるものではないですから。

    その意味で安倍晋三は傑出した偉人だったと言っても良いのかもしれません。既に鬼籍にあるので、憲法改正はもう無理かと…
  • 政治は「数」なんですが、人のあつまりなので、足したり引いたりかけたりすることは出来ても「割り切れない」ものなんですよね…
    結局、人の情というものが必要なわけでして…
  • これで改憲が通るとしたら「死んだ安倍元首相」を象徴と錦の御旗として推し進めるしかないかなと。
    「故人の遺志を継ぐ」(故人の無念を晴らす)ためにという理由付けは、この国の人の意識の底に流れる怨霊信仰(無念のうちに死んだ人の祟りは怖い)からして、ちょっとやそっとの対立を乗り越えちゃう可能性があるので。
  • 可能性は否定しないのですが、しかし憲法改正は非常にハードルが高く、道のりが険しい事を考えると遺訓継承を全面に押し出す人物がいるのかな?…とは思いますね。

    織田信長、突然の憤死のあと素早く動いた豊臣秀吉のような人物がいれば、また話は別なんでしょうけど…( ・ั﹏・ั)?
  • いつも興味深い近況をありがとうございます。
    色々な視点を頂いてます。

    憲法改正ですが、個人的にはやってしまうのかなと危惧してたんですよ。
    9条に関しては賛成派が多いのでこれだけを前面に推し進めれば。ですけど。
     国民含めて改憲を反対しているのは、97条の削除。そして緊急事態条項の新設。
    他にも色々ございますが主にこの二つが大きいかと存じます。
     現政権は故安倍氏のように、取りまとめの力ではなく、ギリギリになり後付けしたり、何かの影に隠して法案を通すといった姑息な手段を使うばかりですので、知らさず成立・可決してると言うのを個人的には一番心配しております。
  • ひかり様…m(_ _)m

    いつもありがとうございます…m(_ _)m
    実はワイ、憲法改正に関しては「殆ど分からない」なのです。本編をもしご覧いただけてましたら「憲法問題を語ったことがない=興味がない」ということなのです。なので、どういじったらよいのか?…に関しても見識がありません。ワイとしては「多数派に準じる」であり、おそらく憲法改正の国民投票時は「投票にいかない」ということになるかと思います。「判断できなかった」ということです。

    安倍さんが何をやりたかったのかがよく判らず、しかし現在、緊急事態宣言の発布に関しては、参考としているドイツ連邦政府の60年代の議論をたたき台として与野党複数の党で詳細に検討しているらしいことは判っています。なので、ここの審議を待ちたいとも思っています。
    この結果、政治的プロセスに問題がないと判った場合だけ、「改正賛成」に投票するかもしれません。民意は憲法改正の方に傾いているからです。反対して老害呼ばわりされるのも日本国民に対して申し訳ない気持ちである反面、やはり「憲法改正したところで国防力の増強には全く何も寄与しない」ので、先に経済成長戦略に戻すことの方が遥かに重要とも思うので、憲法改正よりもゼロ金利政策を辞めて出口戦略をしっかり建てることのほうが遥かに重要という意見に違いはありません。

    憲法とかジェンダー法とかっていう法律関係は弱いんですよ(^_^;)
    法学部ではないですし、数字とか数学とかグラフとかが出てこないとイメージがわかないタチでして…(^_^;)
  • 旗振り役の安倍元首相がお亡くなりになっているので、改憲の推進はかなり難航するでしょうね。
    各派閥との協議のもと改憲案も1からになりそうですし……。

    惜しい人を亡くしました。
    まだ死ぬには早すぎます。
  • 死んで始めて判った安倍の偉大さよ…

    まさかプーチンや習近平、ジャネット・イエレンまでが弔問やお悔やみの言葉を伝えてくるとは思わなかった…。たしかに安倍氏の外交上の偉業を考えればおかしくはないものの、これほど強力な指導力をもった政治家は戦後、いなかったでしょうね。本当にボロっていた日本を立て直した政治家でした。岸・安倍(父)を越えたといえる逸材でしたね。

    憲法改正や国防費増強も安倍が言うのなら…的なことはあったのですが、亡くなった以上、もうまとまるとは思えなくなってきました。

    酷いことになりました。一匹のバカのせいで世界的な損失になってしまうとは…
    有能な政治家の代わりって、なかなか出てこないものなのですが…
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