@ren2017様より星を3ついただきました。
本当にありがとうございますm(_ _)m
日本に関して言えば、債務総額が大きいとはいうものの特に破綻するような内容ではありません。特に政府の借金(国債)に関して言えば「外債」はなく、純債権国であることも非常に大きいと考えられます。
外債とは「外国人に購入してもらうことを目的に発行する債券」で、大抵は外国市場において起債します。これは普通の国債だと、たとえば国内の金融市場が小さいために国債をさばききれず、かといって自国国債が外国人にあまり売れない(金利が低いとか、もしくは某国政府や経済に信頼性が低いなどのネガティブな理由で)場合に、通常の国債よりも遥かに高い金利を設定し、この金利の高さをウリにカネを持っている外国人目当てに発行する特別債のようなものです。よって取得できるカネは外貨になります。
ただし、金利が高いということは、その金利負担分以上の経済成長をしないかぎりは債務負担に追いつかれて支払いきれずに破綻する…というリスクが生じます。稼ぎの伸び以上に借金の利率が高いと破綻するのと全く同じ理屈です。
この例として韓国をよく引き合いにだすのですが、韓国は政府歳入の1.5倍に当たる約60兆円もの外債を建てているようです。彼の国の成長率はここ二年は1-0.x%というゼロ成長。この時に、3-5%の外債を建てているという大変危険な状況を何度か説明しています。こういう「成長率(インフレ率)<国債の金利」の場合、国家は破綻しやすくなります。なので、韓国が「外貨準備高が増えた」と言っても「全く喜べない」ということになるわけです。なぜなら「外債を売却した時のカネ」つまり「外貨」を借金で取得したからです。
日本の場合、日露戦争の戦費を外債でまかない、この額が当時の政府予算の三倍という途轍もない金額だったことから完全償却まで1980年までかかったという話もしました。最後の外債はフラン建てだったと聞いています。外債はそのくらい残るものです。この間、日本のGDPは戦前だけでも5倍、戦後を入れればもはや比較にならないほど爆発的に成長したにも関らず…です。
これらの事を勘案するだけでも日本が破綻するという事を軽々しくいう輩(主にパヨ)は、ただ単に破綻してほしいという願望を述べてるだけに過ぎません。よく考えれば破綻することはないということを実数と経済学的な理論および経験からこれからも述べ続けようと思っています。
どうぞ、皆様とともに知識を共有し、蒙昧な虚言と一緒に戦い続ける事が出来ましたらと考えています。
あとは財務省の連中が判ってくれるかどうかだけなんですけどね…(:_;)