まど

明日で、世界が終わる。 高校生の弓弦(ゆづる)と陽咲(ひさき)はそんな日の夕方、二人で花火をしていた―― ＊クロノヒョウさん主催の自主企画「第38回『2000文字以内でお題に…

アネモネの町にある、「感情雑貨店グレーテア」。 そこでは個性豊かな三人の店員が、一風変わった雑貨を販売していた。 ボクっ娘敬語な不思議ちゃんでいて店長、シフィア。 超絶美人だが…

※当作品は暴力的又は陰惨な画像・表現・描写などにより興味本位に暴力行為又は残虐性を喚起・助長するものでも、犯罪行為及び刑罰法令に抵触する行為又は誘引・助長・ほう助するものでもあり…

死に戻りを繰り返す英雄が生きる事をやめた時。次に目覚めた場所は、地平線まで広がる灰の荒野だった。 それからはアンデッドの群れと死闘を続け、再び復活する日々を過ごしていたが、ある日…

こちらは『やがて海はすべてを食らう』の外伝のような立ち位置の物語群となっております。 ＜収録作品一覧＞ ・『彼女の独白』…別名：彼女目線で語られる『やがて海はすべてを食らう』。…

空蝉にとらわれる少年が見たものとは……。 登場する京都にある『アスタルテ書房』は四条河原にひっそりとあります。 そこは魔界、耽美な古書で埋め尽くされる。

拘置所の中で無為な日々を過ごす青年。 持つ記憶は自らの殺人、その雄弁すぎる証拠の山ばかり。 だがある日突然舞い込んだ誘いにより、一人孤独に死するはずだった彼の運命は、一変する。 …

卒業制作の小説です。 ※作中の葬儀や美術用語には作者の独自解釈が含まれます。 　この物語はフィクションです。 　実在の人物・団体とは一切関係ありません。 Pixivにも同じもの…

英雄となった人物。彼の機体は戦争博物館に永久保存された。しかし、その英雄本人は機体寿命も旧式化も遥か手前で飛べなくなった機体の「不完全な死」に憤っていた。耐えられれなくなった英雄…

　あの日君と出逢ったのは、眩しい光が木々の間から降り注ぐ。靴越しでも感じるアスファルトの熱、鼻をくすぐる桜の香り、木陰には蟻が綺麗に列を並んで排水溝に消えていったそんな暑い日だ…

児童養護施設「おとぎり苑」 そこは、実の親の顔を知らない少年たちにとって帰るべき場所だった。 ━━そう、あの日。"母さん"が何者かに殺された日までは。 遺された少年少女たちは…

向井英理(むかい・えいり)は二十五歳、平凡な会社で働く平凡なサラリーマンである。 ある日、父が再婚相手を家に連れてきた。 何と、それは英理の中学の同級生・江本弥生(えもと・やよい…

目が覚めると後頭部の痛み、両腕の拘束があり、目の前には面識もない女がいた。 どうやらコイツは、俺の事を調べ上げているようだ。 「ねぇ……覚えています？」 コイツの目的はなんだ。 …

殺しの仕事をしながら惰性で生きていた啓二は、意図せず殺害した女性の娘・雫を保護する。 互いにつかず離れずの距離を保ちながら、暗殺者と少女、奇妙な組み合わせの二人の生活が始まるこ…

なろうの方で投稿しているものと同じものになります。 家に帰ると母親が首吊り自殺をしていたのを見た澪依華は、夜眠れずに家を出る。近くの公園へ行くと、1人の若い男がいた。彼は人を…

目覚めるとそこは見慣れぬ公園のベンチの上だった。 そこである女性、キャメルに出会う。 彼女いわくこの星は崩壊してきているらしい。 主人公は彼女と共にこの世界の崩壊を止めに行く。 …