『常夜の国の犬』の連載を開始しました。
( https://kakuyomu.jp/works/2912051600047787650 )
《あらすじ》
過去に父親から「調教」という名の激しい虐待を受けて育った橋田清香。彼女は大学時代の友人である青山誠司からの依頼で、彼の兄である猛のカウンセリングを行うことになる。拘束衣を着せられ、暗い部屋に閉じこめられた猛。彼との対峙は、清香の内に眠る暗い記憶と支配欲求を呼び覚ましていく。
過去や後ろ暗い欲求との対峙がテーマの物語です。そしていつもどおり、孤独がテーマの物語でもあります。月曜日と金曜日の週2回更新の予定です。読んでいただけると嬉しいです。
最近読んだ本。島本理生の『憐憫』。芸能活動に行き詰まっている元子役の主人公がバーで出会った男と不倫する話です。不倫相手の男は包容力があって優しいんだけど、どことなくふわふわした感じで現実味があんまりない。対して、業界人の旦那さんがいわゆるノンデリ系の人間で、しかも現実にいそうなギリギリのラインのノンデリ具合だったので、読んでいてヒリつく瞬間が何度かあった。人の愛にはいろいろな形があって、憐憫もまたその一つなんだろうな。とてもよかったです。
ここのところ、忙しくて執筆があんまり進んでない。もともと書くのが遅い方なんだが、短い時間でなるべく多く書けるようにならないとやってけないな。今年はとにかく書く量を増やしたい。いまはひたすら書いて、ひたすら読むだけです。