調べ始めると終わらない。
一つ調べると二つの疑問が湧き、二つ調べると四つの疑問が湧く。
飲み物一つ取っても、この文明度ではその飲み物は作れるのか、
作れるとして、その素材となる物は、飲む場所の近くで取れるのか?
作る為の道具は? 道具を揃える金銭はどこから出ている?
誰が、どこに持っている? どうして持っている。
保存はきくのか、素材が育つ地形、気候は?
育てているの? 自生なの? 高価かな、安価かな?
飲む人はどんな立場だろうか? とか考え始めるときりがない。
物語に一、二度しかでないそれを、
延々と何日も(丸まる24時間は使ってない)かけて調べたり。
また、登場人物についても、自分の性格や趣向、体験を反映させていない。
なので調べる必要がある。こういう立場の人はどう考えどう思うのだろうと、
体験記を探し集めて読んだりしていると、書くまでに辿り着かない。
何でそんなめんどくさい事をするかと言うと、まずものを書く理由が、
何か起きている事を見て、聞いて、沸き上がった感情(主に批判w)が元であり、
その状況を再現するのに都合がいい人物を作り上げようとしているからなのかも。
嫌いだなぁ、キメェなぁ、疲れたぁとぶつぶつ頭の中で呟きながら(病気)書いているのです。
だから主人公とかは、げっちょりぐっちょり体験してもらう為に、
弱々しく優しい人間だったり、逆の精神再現をする為に、どぎつく書いているのが多いかも。
とはいえ書いていると、こう言う性格の人物を書こうと、初めは頑張ってこねこねと作ります。
すると不思議な事に、次に同じような人物を書こうとすると、
以前書いた人物の行動が自然と再現されるようになる。
これ、書いているうちについた、癖なのだろうなぁと。
多分、一度書いたから楽だし、文字に起こす時に長い間付き合う人達だから、
自然と頭に入り、イメージしやすい状態になっているのだなぁ、等と考える。
これいいんですけれど、ある意味悪いと言うか。
多種多様な存在を作る上で、一人の人物に寄って行ってるようで、どうなんだろと思ったり。
スターシステムとかって、作者の登場人物への慣れ、馴染みから生まれるものなのかも。
ってこのアカウント、ブログか何か用か? と言う程更新がない。
まったくけしからん!! ダムナティオ・メモリアエ!