『』:二重かぎかっこ、フタエ、フタエカギ
『』の使い方に関して、幾つかのHP、Q&A、カクヨム内での複数の方々の記載内容を確認した所、内容はほぼ共通。
①「」内で更に「」を用いたい場合に使う
例)「アイツは『デュフフ……』と、誰もが好感を覚える笑い方をするんだ」
②書名に使う
例)『悪魔の辞典』
となっておりました。これが現在の『慣例』なのかなと思いました、まる
では、単語を強調する時には何を使うかとなると、【】、〈〉、《》、"" 、が利用される時があるそうです。
ですが、わたくしは、単語の強調に『』を使いたいと思いました。元々、『』で単語の強調をしていた文章がありました。『』の所を〈〉に変えたところ、目が『つまづく』ような気がしたからです。
文字、記号は画像だと思います。
『ヒッヒッフー』
〈ヒッヒッフー〉
【ヒッヒッフー】
凹凸、色の濃さの違い、文字を囲む記号が変わると印象が変わります。
私的に『』を愛してやまない理由が、確かに、そこにはあったのです!!(そんなに愛してませんけど)
で、色々探しておりまして、あるpdfに巡り合いました。下記の文言で検索していただければ、ダウンロードが可能なページを、見出していただけます。
『文化庁 No.56 国語表記の問題』
この資料の71頁に、
「」:カギ
『』:フタエカギ
①カギは、対話・引用語・題目、その他、特に他の文と分けたいと思う語句に用いる。これにフタエカギを用いる事もある。
②カギの中に更にカギを用いたい場合は、フタエカギを用いる。
③カギの代りに〝〟を用いる事がある。
〝〟をノノカギと呼ぶ。
と有ります。
①の『特に他の文と分けたいと思う語句に用いる』の一文に注目しました。
『分ける』の意味を調べると、分割する・区別して別々のまとまりにする・分類する・境界を設けて区切る等がありました。
そこから、ある単語を重要な意味あるものとして、区別し、『』を以て区切ると言う利用方法は許容されるのではないかと思いました。
強調すると言う行為自体が、他より重要であったり、特別であったりするよと区別し、知らせるものであると思います。
ならば、『』を単語を強調する記号として使っていいのかも!?
次回、『焼きそばの上の青のりは、生きていた!』怒涛の最終回!!