反魂香とは「焚くとその煙の中に死んだ者の姿が現れる」という魔法道具です。道教の世界ですが日本では安倍晴明が初めて使ったとされます。この時点でもう安倍晴明は真っ黒ですね。つまり道士というのは単に三尸を使って死体を操るだけでなく反魂香を焚いて死者を呼び知恵を授かることまでやってたのです。
『雨月物語』で有名ですね。
なんで最近のラノベってこの反魂香を使わないのでしょうね。別にチャイニーズファンタジーでなくともこの設定だけパクればいいんですよ。
ちなみに西洋でもファウスト博士が同じようなことをやってます。