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『暗黒竜の渇望』ルビ振り作業完了

読者の皆様お世話になります。らんたです。
『暗黒竜の渇望』にルビが多数付いてるの気が付かれたでしょうか?

谺(こだま)≒木霊(こだま)

実は「木霊」をかっこよく言うとこうなります。「谺」。「谺」はどちらかというと咆哮が響く場合に使われる表現です。かっこいいでしょ?参考になれば幸いです。
ほかにも
・悍ましい(おぞましい)
・体躯(たいく)
・怨嗟(えんさ)
・固唾(かたず)を呑(の)む
・上顎(うわあご)と下顎(かがく)
・揺蕩(たゆた)う
・邪慢(じゃまん)
・聳(そびえ)え立つ
・蠢(うごめ)く
・艶(なまめ)かしい
・増上慢(ぞうじょうまん)
・三叉矛(さんさそう)いわゆる三叉の矛(みつまたのほこ)の事
・面頬(めんぽう) 鎧に付ける仮面の事
・簒奪(さんだつ)
・安佚(あんいつ)
・刹那(せつな)
・袈裟斬り(けさぎり)相手を肩から斜めに斬り降ろす。
・僥倖(ぎょうこう)
・傀儡(くぐつ)
・血飛沫(ちしぶき)
・固陋(ころう)
・歔欷(きょき)
などの漢字全てを作品20万字分すべてを完了しました。ラノベの読者は中学生・高校生が中心ですので中1には難しいと思われる漢字にはルビを振るという大作業を行っていたのです。

『小説家になろう』への適用も完了を予定しております。

ここからは愚痴です。昔のラノベってこういう漢字をいっぱい使っていたからこそ「中2病」感に満ちていていわゆる「背伸びをする少年層に訴求する」という感じだったし、だから当時の少年はラノベで国語力が伸びたんですよね。そういう文化がいつの間にか消えた。もったいなくないですか?だからひらがなだった部分を漢字に戻したうえでルビを振ったという文章までございます。

「『暗黒竜の渇望』は国語の勉強になるね」と言われる日が来たら最高ですね。

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