はい。
というわけで完結しました。
『葉桜の君に』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895498254ゆあん様の自主企画
『筆致は物語を超えるか【葉桜の君に】』参加作品です。
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054895319694いやー、楽しかった。
全っ然書き足りないけど、楽しかったー。
前回の筆超え企画では感情の死滅した作品を書いてしまったので、今回は逆に溢れんばかりに感情移入して書きました。
楽しかったです。
で。
今回と前回の企画参加を通じて、改めて作家の多様性というものを認識しました、私。
筆致を比べるというよりは、私の場合ものがたりを比べたくて参加してるところがあるんですけど、私とはびっくりするほど感性や考え方の違う方が多くてびっくりしました(二回言う)。
例えば前回。私、参加要項のプロットを呼んだ時に、海斗と陽子が再会するシナリオを全く想像しなかったんですよ。
ところが参加作品の内の決して少なくない数が二人を再会させていて、「いや、あのプロットってそういうことじゃなくない?」と首を傾げました。
ただ、結局作家だって自分の読みたい作品を書くわけじゃないですか。そうやって書かれた作品に『再会させる』作品が多い以上、『そういうこと』なのか、と。
決して否定してるわけじゃないんです。実際、そういうシナリオで、読んでみて面白いと思った作品もありましたから。
けど、私にはこういう『ものがたり』は書けないなぁ、と。そう思ったわけです。
そして今回。
私は声を大にして言いたい。
葉太と桜子が恋愛する話、多くない!?
え、先生と生徒でしょ? インモラルだよ!('Д')
いや正直今回のプロットを見たときはそういうシナリオの作品も出るだろうな、とは思いましたよ。
でも私が想定していたのはもっとどろっとしたインモラルとしての恋愛だったんですよ。
それがまあ、みなさん綺麗で素敵な恋愛しちゃって、もう。
あたしゃ胸やけしそうだよ(たらこ風に)。
あ、ディスってるわけじゃないですよ。
星をつけた作品は文句なしに面白いと思いました。
でもね!
インモラルだよ!
なーんて思ってしまう私、少数派なのでしょうか?
そして最後に触れておかなければならないことが一つ。
私の今回の作品。ある漫画に多大なる影響を受けています。
『ウメハラ fighting gamers』
私の中では殿堂入りの名作です。
連載中からずっと追いかけてて、今でもたまに読んでは最終巻で泣きそうになります。
決してパクったつもりはないですし、この作品の中で語られているゲーマーたちの感情(激情といってもいいくらい)を、私がもう一度書く必要はないと思ったので全然別の答えを書いていますが、足払い戦のウンチクとか、昔のゲームセンターは野生だったとか、少なくない引用をしています。
ご興味おありのかたがいれば、是非探してみてください。