アムールトラはなぜビーストと呼ばれているんだろう、そもそもビーストって言葉はどこから出てきたんだろう、と考えながら設定などを見返していたら、いましたラッキー「ビースト」が。メインキャラクターなのに、「野獣」のイメージからほど遠いので、なかなか気付きませんでした。まさに灯台下暗しです。
そうして出来上がったのがこのお話です。
アムールトラはもう覚えていませんが、このラッキービーストは昔、ずっと彼女のそばにいました。それだけでなく、あるものも受け継いでいます。それがなんなのかは、これからの物語を読んでいただければ分かります。
ボス(ラッキービースト)をアムールトラ(ビースト)へどう結びつけるかは意外とすんなり決まりましたが、アムールトラが目覚めた後、パークを駆け回りながら孤立してゆく姿を文章としてまとめるのが難しい。この辺りのお話は、いまだにこれでいいのか?と思っているので、いつか書き直すかもしれません。