Mithrasの冒頭にプロローグを追加しています。
最終稿Verのプロローグです。
地名とか人名とか、最終バージョンになっています。
エリンシアがミツライムになっていたり、
ディーンの名前がブラギになっていたりします。
ポラリスも、こっそり、ポラリスアポロンが正式な名前になっています。ロキの道化師になります。
ワースワーズとかは、アースガルドで、
イザヴェルはイザリースのままになってます。
ミツライムはエジプトの当時の音ですね。
冒頭のエピソードは新しいものと言うよりは、昔のエピソードの書き直しです。カデシュの戦いで平和条約が結ばれるのですが、これが大戦の引き金になっていると考えています。なので本来はストーリーの序盤に書いていたのですが、
ここだけ時代が違うので、本編のキャラクターが活躍しない問題がありました。主人公も活躍しないので書き直す時に排除していました。別モノガタリとして別の話にしたこともありましたが、結局はMithrasの冒頭で消化する形になりました。
エーギルの館がシーンを追加しています。
これは時系列を合わせるためです。
北欧神話でロキがフレイヤに、トロイア戦争を始めるように命令します。つまりトロイア戦争の原因であるパリスがヘレネを攫う原因がここにあります。
さらには、エーギルでの会合に、創造主とブラギがそろって出席しているのですが、これも時系列的には、トロイア戦争前です。
トロイア戦争の10年は、創造主のいない10年です。始まった時にはすでに創造主が殺されています。
これまでは、北欧神話のパートを後ろにもってきていたので、エーギルの会合シーンには創造主もブラギもいませんでした。創造主が殺された後だからです。
ヘレネを攫わせろとロキが命令するシーンもありません。すでに攫った後だし。
プロローグに一回目の会合を持って来たことで、後半の二回目の会合とは意味をわけて時系列に適合させています。