25章「ヴィーグリーズの天使たち」
レンテレイシアとアキレスミハイル。ペンテシレイアとアキレウスの話でした。殺した後でやっと顔を見て、その美しさにアキレウスは、ペンテシレイアを罵倒した仲間を殺してしまう。激情ですね。
ただこの話、アグリア姫のこともですけど、「ギガントマキア」に繋がっていきます。
ギガントは、裸の巨人で足が蛇という絵で有名かもしれませんが、古代には光る鎧を身につけていたとされます。なぜ裸にされたし?
まあそれはおいといて、神に殺されることがないと約束された聖王が、なぜかあらゆる神にフルボッコされて一瞬で壊滅という不思議な話が、ギガントマキアです。
アキレスミハイルのほうにはメノール王子という強敵が立ちはだかります。神話ではメムノーンですね。レンテレイシア無き貴族同盟軍に颯爽と現れた期待の新人です。さてどうなるやら……。
ps
一話の書き直しが進んでいます。
出来たら、コンテストに出してみようかとも思っていたんですが、終わり方が……。
「旅はこれからだ」みたいな……。
実際には、冒険しようとしていた主人公がトラブルに巻き込まれ、戦争に巻き込まれていったあとで、ちゃんと冒険できる状態になってハッピーエンドみたいな感じです。
あと四万字くらいで完成予定なのですけど。
出しても評価されないかも……。