さて、「ヴィーグリーズの天使たち」、今週でラストシーンです。神話に名高いレンテレイシアとアキレスミハイルの決闘です。神話上の名前では、ペンテシレイアとアキレウス。
決着は如何にってところで……。
書き直しのエピソード1も、じわりと進んでいます。
もう三年以上前に書いたところですし、書いている内に、いろいろ発見もあって……。
書き直すしかないんですよね。ナタの姉さんはナミにしていましたが、後半に死体で出てくるイズンディが本当の姉でした……、みたいなね……。
その辺構成しなおしたほうがいいと思うので……。
構成といえば、
ナタが子供の頃、カデシュの戦いがあって、イザリースの人が仲裁したよって話でした。たぶん史実としてこれが後の「海の民」や、「ラグナロク」に繋がっているのですが、詳しい話は別の機会にするとして……。
テイク1は、戦争に巻き込まれてナタが見聞を広げるだけ。子供なので活躍できなかったのです。
テイク2は、活躍しない主人公は読んでいても面白くないということで、回想にまとめて短くしてみました。これが現在の冒頭です。読んでいてもいまいち?
そして、
テイク3は、これが今書いているやつなんですが、ドラゴンを巡る別主人公の冒険譚みたいにしています。ドラゴンを巡ってエリンシア(エジプト)とヒルデダイト(ヒッタイト)が戦争まで起こしてしまいます。
ここは現実とかなり違ってきて、凄くファンタジーになりますが、モノガタリの起点としては一緒です。
世界で初めて平和条約が結ばれた出来事だと言われているのですが、それを主導した平和の神様と、大戦に直面して恐怖を知ったアリーズの対比です。
その後アリーズは戦争の神様になって大虐殺を繰り返します。これはアマノツルギノモノガタリで辿っているところです。
アーセナは戦争の神と対立するゼウス派ですね。現在の「ヴィーグリーズの天使たち」から続くエピソードではもう少し活躍するはずです。
冒頭が弱いと思われますので、冒頭だけはもっとキャッチーにしたいですよね。