• 現代ファンタジー

「第1回 良いタイトルと出会いた~い!」の感想


まずはこのたび私の自主企画にご参加いただいた方々に深い感謝を申し上げます。

今回終了時の参加数はなんと129作品にものぼり、驚きと嬉しさで心はお祭り状態でした。本当にありがとうございます! 

いざ見ていくと、突出した個性的なものや型に当てはめた馴染みあるもの、私には刺さらないがこういう人にはブッ刺さるかもなと感じるものなど多種多様な作品ばかりでした。
見ていく最中なんて、どうやったらこのタイトルたちを考えつくのだろうなーと考えてしまい楽しかったです(笑)

さて今回、私は見ていくにあたり題名だけでなく下の作品紹介やジャンルのタグなども含め「タイトル」と定義しました。理由としてパッとみたときそれらの情報も一緒に入ってくるため、そこで変な差異が生まれてしまってもいやだなーと思ったからです。

下記にある参加されたなかで選んだ作品は完全に私の趣味で見させていただいたものになります。それでもよければ感想を見ていってくださるとうれしいです。
※作品のURLも貼ってます。
※24作品あります




【最強の俺たちが国王に記憶を消されたので、どんな手を使ってでも成り上がってやる件】
https://kakuyomu.jp/works/16817330657602236675
/スズキチ
(魔王を倒した英雄の記憶を消せる国王ってなにもの、と思ってしまいました。記憶けされたのにどうやって気づいたのかもかも気になるタイトルです)


【斧使いリベルちゃんは叩っ斬る ~今日ものんびり真っ二つ~】
https://kakuyomu.jp/works/16817330662694416923
/和扇
(ほんわかした雰囲気を切り伏せる〈真っ二つ〉の言葉。血のついた笑顔で切ってそうなインパクトのあるタイトル)



【アラフォー義理の兄弟が交換日記を始めてみた】
https://kakuyomu.jp/works/16817330664046690315
/義理の兄弟
(私にも兄弟がいるのでこのタイトルには親近感があります。将来こうやって交換日記とかするのだろうかと想像しました)



【今日も電波塔で龍が死んでいる】
https://kakuyomu.jp/works/16817139557391421133
/ふとんねこ
(電波塔という現代ではありふれた建造物に、ファンタジーな存在の龍がいる。龍と聞いてまっさきに思い浮かぶのは人間では太刀打ちできない強大な神話生物というイメージ。そんな龍が〈死んでいる〉というのでもうわくわくするしかないじゃないですか! 〈今日も〉とついているため日常的に起こっているのか? とか想像してしまう引きのあるタイトルです。)



【死体になれなかった少年少女たち】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896797963
/koumoto
(死に関することは必ず経験するため、タイトルにその要素があるとけっこう目を引くと思います。短編と言うこともあって読みやすく、不穏な雰囲気のある世界観ともよくマッチしたタイトルだと感じました)



【雇われ探偵マツリカ】
https://kakuyomu.jp/works/16817330654180622421
/yokamite
(探偵って雇われるものじゃなかったっけ?という素朴な疑問を抱いたためポチりした作品。ただあらすじをみるととても読みやすく主人公たちの簡単な立場と状況、事態がうごくキッカケや○○×○○などのジャンルまで書かれていてとても親切でした。個人的にアルビノの美少女探偵が気になる!)



【ドラ姫様が往く!!】
https://kakuyomu.jp/works/16817330647757143154
/Mr.B
(簡潔であり力のあるタイトル。圧倒的力をもったドラゴン娘が世界を往く! あらすじを読んでもまさしくこれだなと納得のいくタイトルでした。「姫」ってところと「往く」のせいか水戸黄門を連想してしまいました。←これは完全に私の感覚なのでこの作品を表したものではありません。)



【筋トレの悪夢】
https://kakuyomu.jp/works/16817330654271141895
/大田康湖
(筋トレで悪夢みないだろと思ったけど、これは怖い。筋トレは無理のない範囲でッ)



【ガキ英雄譚ッッッッッ!!!!!】
https://kakuyomu.jp/works/16817330653341960817
/ ビーグル―ガキ英雄譚連載中―
(子供って書いてないのがいい味をだしてるタイトル。あと力強い笑。絶望の世界には希望がいる。これくらいはっちゃけて力があるタイトルのほうが希望を感じるのかもしれない)



【傭兵探偵と時計仕掛けの眠り姫】
https://kakuyomu.jp/works/16817330663798290280
/湊利記
(近未来の東京を舞台としたミステリーサスペンスアクション。〈傭兵探偵〉という語呂がとても好き)



【感情を失った僕は《厄災、破滅、絶望の女神》と一緒に住むことになりました。】
https://kakuyomu.jp/works/16817330659877612214
/グレイレッド
(暗めな要素オンパレードなタイトル。でもその分興味ががっつり湧いてのぞいてみると、けっこう重い設定で心が…。しあわせになってほしいッ)



【10万字で世界を救えますか?】
https://kakuyomu.jp/works/16817330664083608563
/ 唯野木めい@読みます企画開催中
(作品をつくって賞に応募する。これをするためにはおおよそこのぐらいの文字数で物語を盛り上げ完結させなければならない。書いてる人ならぐさりとくること多そう? それができるか、と問われているような感覚になるタイトルです)



【コロナ純情恋愛物語】
https://kakuyomu.jp/works/16817330653360172378
/鴉
(タイトル、あらすじだけではわからない惹きの面白さがこの作品にはあります。その理由は一件のレビュー。このレビュー見た瞬間「え、そんな要素あるの?」と素直に思いました。レビューって大事なんだなぁ)



【令嬢類最強!?~悪役令嬢(わたし)より強い奴に会いに行く~】
https://kakuyomu.jp/works/16817330650344715961
/古芭白 あきら
(これは意図してようがなかろうがずるい笑 誰とは言いませんが、知ってたら必ず連想してしまうでしょうね。タイトル見てて唯一爆笑した悪役令嬢最強タイトルです)



【アズールランナー 〜転生したら船にされていたので、偶然乗り合わせたお嬢様を伝説の女海賊船長に育ててやります〜】
https://kakuyomu.jp/works/16817330647923438934
/クマネコ
(サブタイトルが長いものをいろいろみてきましたが、今度は船か~なんて思いました。買い出しとかどうするんだろう)



【ただ酒を飲むシーンのみを全力で書いた。】
https://kakuyomu.jp/works/16816700429358079427
/曇空 鈍縒
(一言であらわすなら特化型。刺さる人とそうでない人が明確にわかれるタイトルはそれだけで個性のかたまりだと思います。お酒がおいしく飲める人はつい読みたくなってしまうタイトルかも?)



【聖犬伝説(ひじりいぬレジェンズ)】
https://kakuyomu.jp/works/16817330647531283486
/たかはた睦
(カッコがなければ絶対読み間違えるであろうタイトル。ちゃっかり聖剣要素もあるみたいで読み間違えたと思っても案外そうでない?)



【異世界では貴女に殺されたい】
https://kakuyomu.jp/works/16817330662313742293
/ カビ
(私はこの作品にある〈殺されたい〉の一文を見て、無意識に人を惹きつける要素―キラーワード―だと感じました。シンプルながら流れるような世界構築ができる文っていいですね~。大好物ですありがとうございます!)



【歌姫と結婚した戦場医の話】
https://kakuyomu.jp/works/16817330648006950887
/古朗伍
(とてもキレイでどこか儚さを感じるタイトルです。本文にはときおり、引き込まれる言葉や一文があり私もこんな風に書けたらなぁと思ってしまう作品です)



【ファミリーレストランに盛り塩は似合わない】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054978813318
/まさみ
(現代の幽霊or妖怪でもでてくるファミレスが舞台かなーなんて思ったらまさかのパンデミックもの! これは予想外、というより想像外なタイトルでした笑)



【雨の日かふぇ】
https://kakuyomu.jp/works/16817139555690921279
/九戸政景
(正直に告白します。カクヨム運営公式様のレビューがあったため、見に行きました!)



【スリラー・ナイト】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893026348
/オニキ ヨウ
(この作品にはいい意味で期待を裏切られました。本文を爆笑しながら読んだのはこの一作だけです笑)



【探偵は何も見えていない】
https://kakuyomu.jp/works/16817330661111765418
/安条序那
(タイトルからもわかる通り、盲目の探偵がでてきます。このタイトルからはそういった要素が好きな人の手を取って流れるように本文へといざなう、導き手のような雰囲気を感じました)



【負けヒロインのあとしまつ】
https://kakuyomu.jp/works/16817330663038549112
/みとけん
(とうとう負けヒロインたちにも救済が!?と期待してしまうタイトル。〈あとしまつ〉のワードが不穏でありながらもこれからの展開がどうなるのか気になってしまう一言として機能している)

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