こんばんは、黒須友香です。
以前からお知らせの通り、明日より『コード・オリヅル』の外伝連載を始めます(^^)
外伝を書こうと思ったきっかけは、「カクコン出すのに何も更新ないのはつまんないなー」と思ったからなんですが。
別枠の短編ではなく、きっちり完結した最終話の後ろにくっつける以上、「蛇足であってはならない」という気負いがありました。
どんな話なら蛇足にならず、完結気分を壊さずに読んでいただけるか?と考えた末に思い出したのが、「そうだ、本編以上に書きたいエピソードがあったじゃん!」
それは、本編の最終決戦である通称「ハーツホーン・ミッション」のアナザーバージョンです。(『どこにいても、必ずきみの色を見つけだす』のあたり)
ずっと一緒に戦ってきたコンビ二人が、最後の最後にソロでミッションに挑む。
二人の絆や甲斐の成長などを表すためにそうしたんですが、甲斐視点は崩したくなかったので、本編では甲斐サイドだけを書くことになり、折賀サイドは割愛することに…。
でも、私が書きたかったのは実は折賀サイドの方なんですー。
冷戦真っ只中の、まだ東西に分断されていた頃のベルリン。スパイ映画でもおなじみの舞台。
タイトルでもある「スパイ組織」を書くには、この上なく相応しい舞台なんですよ。
というわけで、外伝で「東ベルリンの救出劇」を書くことにしました。初の三人称・折賀視点です。
めちゃくちゃ流行からは外れてますけど(かすりもしない笑)。往年のスパイ映画っぽい空気を感じてもらえたら嬉しいです。
…と、内容がけっこうハードボイルドで固いため、本編連載時とは投稿時間を変えることにしました。
明日から毎週水曜夜の、週一連載です。よろしくお願いします♬
…まだ、書き終わってないんですけどね^^;
今度こそ、書き上げたあとの余裕予約投稿にしたかったのにー。
またいつもの自転車操業になりそうです。
絵を描いてる暇がないので、昔描いたスパイ漫画でお目汚しを。
オリヅル外伝にそのうち登場する、若きCIA工作担当官。実は、漫画で描いていたキャラの使い回しです。
漫画の作中の年と外伝の年が、全く同じだと気づきまして…。これはもう、出すしかないなと。
外伝では折賀の相棒というか頼れる兄貴分として活躍してくれます。お笑い担当でもあります(笑)
『温泉』は、これから書きます~(ネタがあり過ぎて一万文字に収まる気がしない)☆