【完結:御礼とクレクレ】
6月6日6時に『ジゴクイッポテマエ(カリ)』という作品を完結させました。
(といっても完結自体は手動でさせないといけないので、正確には先ほどということになるのでしょうか)
読んでくださった方々、ハートや感想をくださった方々、フォローしてくださった方々、評価してくださった方々、御礼申し上げます。
無粋で不躾なお願いではありますが、最後まで読んですこしでも時間つぶしになったと思われた方がいらしたら、ご評価の星をいただけると嬉しく思います。クレクレタコラ。読者選考に生き残りたいの。
『ジゴクイッポテマエ(カリ)』
https://kakuyomu.jp/works/16817330656568874105 ネタバレ的な話はいちばんあとにまわします。
【いきなりうちのめされる】
今回は最終話の予約投稿をしおえたあたりからコンテストの他の投稿作品をちらちらとのぞきにいっていました。
といっても、最初から腰をすえてではなく、本屋での立ち読み感覚でぱらぱらとめくっていました。
読む理由というよりも読まなくて良い理由を探していました。とても性格が悪いですね。
その中の一作にいくら理由をつけても読まなくて良い理由がみつからないものがありました。
だから、読んでしまって、うちのめされました。
ああ、こういう人が受賞していくのだと。
私は器の小さい人間なので、同じコンテストのライバルに星をあげたくありません。
(同時に生真面目なので営業的な理由で星やフォローををつけることもしません)
それなのにね、まぁ……。
その作品名はここには書きませんし、リンクも貼りません。
だって私は器の小さな人間ですから。
興味をもたれた方は私のレビューをたどってみてください。面白いですちくしょー。
【デスゲームと小説と多少のネタバレと】
デスゲームとウェブ小説というのはとても相性が悪いと思ってます。
すきま時間で読まれることを想定すると、主要登場人物を多くするのは難しい。
ドラマや漫画のように絵に頼ることはできない。
ゲームの駆け引きや心情についても、どこまで書き込めるのか。
無論、このように考えてしまうのは私の実力不足が大きな原因ですが、1話を短めにしようと考えた時点である程度ばっさりと割り切って方針をたてました。
というわけで、ゲームのルールが明示されているものというよりは、たた生き残れ的な趣向にしてみたわけです。
都市伝説を採用したのは私自身が好きであるというのと同時に共有された知識でおぎなえるところが多いのではないかという考えもあります。
いわゆるナーロッパ的な共有された世界観として都市伝説を採用することによって、少し読みやすくなるのではないかと考えたのですがどうでしょう。
(ちなみに書きかけでボツにしたプロットはSFよりの話でした)
そういえば、デスゲームものでよく採用されるモチーフに前回ゲームのサバイバーという人物類型がありますが、この話には出てきません。
しかし、それではさびしい(?)ので、前回サバイバーが生まれる話にしました。
恋愛的な話がぶちこまれているのは、作者の癖ですね。私はハーレム展開と犬が不幸な目に合う話だけは絶対に書かないと思います。
というわけで、ハーレムと犬が不幸になる話は苦手という方は安心して今後ともおつきあいください。ハッピーエンド率はどうも低いのですが……。