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近況報告です(暑い)

 例によって、色々バタバタしていて投稿が滞っていてすいません。今日はちょうど学会に委員として参加で、発表を聴いてる間は案外手が空いてるので、お待たせしている読者の皆様に近況報告でも書こうかと思い立ちました。

 いやもう最近はほんと暑くて体調の上下が激しくて……というのが正直なところでしょうか。特に温度変化に敏感なので、夏場は睡眠が不足しがちなのがつらいところです。幸い、金曜日が終わったら一週間の夏休みに入るので、その間に短編一本+長編一話は更新できたらと思っています。

 それにしても、普段企業勤めのプログラマーやってて、こういうふうにたまに学会出席すると、学会だと頭を「鋭く」使うことが要求されるなとふと思います。企業に所属している立場だと「課題」はだいたい見えていて、それに向かってどういう打ち手をすると(会社全体で)良い結果が出るかという風に考えるので、自らがやっていることの意義を鋭く問われることって結構少ないという印象です。

 研究だと課題というのは自分で見つけてくるもので、その上で既存研究に対して自らの研究の優位性や、どういう知見を付け加えられるかを主張するものなので「その研究は本当に意味がある?」という割と根っこのところから疑ってかかる思考法が必要になります。

 たまに学会でそういう「厳しさ」を目にするのはいい訓練ではあるのですが、やはり「普通の社会」とは違う独特の風習の世界だなと改めて実感するのでした。

6件のコメント

  • 中身は違えど、道筋が見えている仕事を片付けるのと瞬発力が試される仕事をこなすのでは頭の使い方が違いますよね。
    「その研究する意味ある?」とか言われたら卓袱台返す自信ありますよw

    とにかく暑い日が続きます。
    体調崩されませんよう、無理なくお過ごしください。
  • 私も企業勤めで実装もする身ですが、同じくやってることの意義を問われる機会は殆どありません。プロセスに沿って客先要求こなしてたら、会社的には文句無いっぽい。おかげでMBOとか自己課題を考えるのが苦手になっちゃってるので、ネタ出しの意味で学会発表のような場で叩かれてくるのもアリかもなと思いました。めちゃキツそうですけども(笑

    ひたすら暑い日が続いて辛いですが、お体お気をつけて。私も明日乗り切ったら夏休みです。
  • あらこんな所で、気になる話題が。

    この時期の学会。
    大変ですね。
    国際だったりすると会場も多いし。

    私も、医学系限定で、発表は少ないですが、サポートで走り回ったので大変さは分かります。
    若い頃「これ、何の意義が」と聞かれた口です。
    そう言うときは、「ご専門外ですか?」と聞き返せなどというアドバイスも貰ったり……
    「誰もやっていないので」とか。
    メジャーで、おもしろそうなテーマは、教授がやってますよね。
  • ご返事遅れてすいません。せっかくなので個別に返信させていただきます。

    月之影心さん:

    おっしゃるとおりで、スポーツによって違う筋肉を使うように、頭でも違うところを使ってる感覚になりますね。今の歳になるとそこまでは言われないですが、大学4年生で初めての対外発表をしたときはそれはもうボコられました……(遠い目)

    おかげさまでなんとか体調維持しつつ過ごせております。ありがとうございます。
  • @Platinam2022さん:

    自己課題見つけるの難しいですよね……。企業勤めだと課題はある程度は見えてるものですし(解決するための金と時間が十分にないのが最大の問題だったり)。

    こちら、まだ夏休みですがお互いゆっくり過ごせますよう。
  • 久遠 れんりさん:

    コメントありがとうございます。医療系だと、情報系みたいな分野とは違った苦労がありそうというイメージです。研究の意義はやはり学生のときは問われるものですよね……。

    面白いテーマ……情報系だと、教員が忙しい場合に学生にテーマのネタとして投げるなんてのもまま見かけますね。修士くらいまでだと自分で研究テーマ見つけるのが苦手な子も多いですし。
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