例によって、色々バタバタしていて投稿が滞っていてすいません。今日はちょうど学会に委員として参加で、発表を聴いてる間は案外手が空いてるので、お待たせしている読者の皆様に近況報告でも書こうかと思い立ちました。
いやもう最近はほんと暑くて体調の上下が激しくて……というのが正直なところでしょうか。特に温度変化に敏感なので、夏場は睡眠が不足しがちなのがつらいところです。幸い、金曜日が終わったら一週間の夏休みに入るので、その間に短編一本+長編一話は更新できたらと思っています。
それにしても、普段企業勤めのプログラマーやってて、こういうふうにたまに学会出席すると、学会だと頭を「鋭く」使うことが要求されるなとふと思います。企業に所属している立場だと「課題」はだいたい見えていて、それに向かってどういう打ち手をすると(会社全体で)良い結果が出るかという風に考えるので、自らがやっていることの意義を鋭く問われることって結構少ないという印象です。
研究だと課題というのは自分で見つけてくるもので、その上で既存研究に対して自らの研究の優位性や、どういう知見を付け加えられるかを主張するものなので「その研究は本当に意味がある?」という割と根っこのところから疑ってかかる思考法が必要になります。
たまに学会でそういう「厳しさ」を目にするのはいい訓練ではあるのですが、やはり「普通の社会」とは違う独特の風習の世界だなと改めて実感するのでした。