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執筆中の愚痴

長編を書いている中で、地の文章に頼らずキャラクター同士の会話のみで多くの情報を出していかなければならないシーンに何度か直面しました。
WEB小説では、地の文章が多いと忌避される(説明が冗長だと嫌がられる?)という傾向があるとも聞きますし、単純に必要な情報だけを羅列するのならば、


「あああああ、あああああああああああ?」
「いいいいいいいい……いいいいいいいい」
「うううううっ! ううううううううううう」
「ええええ…えええ。えええええええええ」
「……おおおおおおおおおお、おおおおおお」
「あいうえお!?」
「かかかかかかかか……」


とかで全然問題ないわけですよね。
でも、私は何故か、会話ばかりがずっと続いていると不安になる習性がありまして、つい間に地の文章を挟みたくなってしまいます。


「あああああ、あああああああああああ?」
「いいいいいいいい……いいいいいいいい」
「うううううっ! ううううううううううう」

 ──きききききききき、くくく。けけけけけけけ。
こここここここ、さささささささ。

「ええええ…えええ。えええええええええ」
「……おおおおおおおおおお、おおおおおお」
「あいうえお!?」
「かかかかかかかか……」


みたいな。
ただ、読む人によってはこの一文も邪魔だと感じる可能性があるのでは……と思った次第です。

大人数でワイワイ喋っている時や、会話だけにしたほうがインパクトを出せる時などは、もちろんその限りではないのですが、冒頭に書いたようなシーンを執筆している時は迷います。
逆に、地の文章が延々と続く場合は特に何とも思わないのですけども。
WEB小説も好きなのですが、比率で言えば紙媒体のラノベや一般文芸のほうが見慣れているので、地の文章を忌避する気持ちが分からない、という部分も影響しているのかもしれません。

一応、少しでもテンポ良く読み進められるよう、文節の長さを変えたり文末表現に変化を持たせたりして文章にリズムを付ける、といったことは意識しているのですが、苦手な方からすれば「そういう問題じゃねえんだよ!!(# ゚Д゚)」って感じなのでしょうか……。

地の文章が邪魔だと思われてしまう境界線はどこなのか、会話文はどれだけ連続で使って良いものなのか、どうすれば読者様に余計なストレスを与えない文章にできるのか。
素人の悩みは尽きないです_(:3 」∠)_

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