降臨編九話更新です。この後はもうがんがん進めるしかない、正気を問わない感じの展開です。南無三。
五千文字前後のメリットとデメリットを天秤にかけて、メリットの方が大きいから当分はこれで続けたいですね。
スチマギ流有名魔道書まとめ(本編での出番が見込めないため)
エイボンの書——魔導書に興味を持つものならば一度は聞いたことがある。「ネクロノミコン」の対とされており、片方に書いてないことが片方に記述されているらしい。
キッド曰く「まあ概要はネクロノミコンと同じなんですが、あえて説明するならば全て盛り込むと魔導書として成立しないので、泣く泣く削ったんでしょうね。ほら、分厚いと装丁が壊れちゃいますから」
ネクロノミコン——有名な魔導書だが、その現物を持っていると豪語したものはいない。異様な装丁や常軌を逸した内容、そして仄暗さをまとう断片など噂だけが広がっている。
キッド曰く「まあ偽書や写しはたくさんありますけど、原典は不在なんです。世の中にあってはいけないという意味ではなく、誰かの脳内に発生したアイテムなんて夢幻でしょう。絵に描いた餅なんですよ。まあほしいですけど」
妖蛆の秘密——魔導書。バイアティスからヘビ人間、イグや暗きハンについて記されているらしい。
キッド曰く「これの偽書を手に入れたんですけど、表紙が鰐の皮だったんですよ。死なないためにはある意味正しいですけど、魔導書作成としては間違っているんですよね。命をかけてこだわってほしいところだっんですけど」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885803826/episodes/16816452218306356688