なんだかお久しぶりな感じです。
複数人から心療内科を勧められるほど心を病み始めました。
行った方がいいのかなぁ・・・でもお医者さん苦手なんですよね。
そんなこんなの降臨編六話。次あたりで折り返しです。
やっぱりお薬貰った方がいいのかな。小説は書きたいです。
その人は美人だった。子供ながらにぞっとするくらい綺麗だった。
けれど性格は粗暴だし、知的かと思いきや乱暴者。酒癖は悪くなかったけど。
ただ時折遠くをじっと見つめては、数時間も動かないことがあった。
僕は彼女のことを「姉ちゃん」と呼んでいる。
でもどちらかといえば親戚のおばさんとか、厳しいおばあちゃんみたいな関係だった。
悪さをすれば叱るし、病気で寝込めば寝ずの看病をしてくれた。
姉ちゃんが長い旅に出る時、少しほっとした。でも寂しかった。
すると「持っておけ」と、変なお守りを渡された。
なくさないように首飾りにした、とか言っちゃってさ。
そうしていまだ再会は叶わないまま、僕はアイリッシュ連合王国にいる。
彼女は今頃どこにいるのかな。まあ僕よりは元気そうだと思うけど。
願わくば――彼女にとって大切な場所に辿り着けたらいいな。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885803826/episodes/1177354054935302707