もう少し文字数増やすか、二分割にするかで後者を選んだ降臨編三話です。
なので四話目はすぐ更新できそうなので頑張ります。
蛇足としてはタイトルの隠れた後半は「(三人寄っても)駄目である」だったりします。
「ジュードさんの好みっておばあ様とかハトリさんですけど、金髪好きなんですの?」
「パツキンナイスバディがいいの!?」
「……おばあ様は平らですけど」
女子二人への返信ポエム。
教養があり、美しく、気高く――まるで高嶺の花。
白百合も恥じらうような高貴な匂いを振りまき、それに惑わされるのも一興。
蝶も蜂もそれらを前にして気軽に蜜など吸えない。
そんな彼女達の魅力を雑にまとめるのは愚者よりも下劣な行為だ。
「面倒な人ですわね。ナギサさんも好みの範疇のくせに」
「愛らしいのは正義だろう」
「それならイスラちゃん大正義じゃん!!」
「お前は下心がありすぎて邪悪の権化だ」
「酷い!?」
「わたくしは?」
「応募条件を満たしておりません」
「そんな業務連絡みたいな拒否は腹立ちますわね」
*なおこの三人は(一応)親友である。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885803826/episodes/1177354054907224255