https://kakuyomu.jp/my/works/16817139556525591986/episodes/16817139556859000556こんにちは。
「追憶の、ヨルワタリ」第8話です。
地味ではありますが、このエピソードは何気にお気に入りです。何がどう、とは詳しく説明するのも野暮なので、細かくは言いませんけれど。
さて、話し変わって。
「ライターズ・ブロック」という言葉をご存じでしょうか。
サクッと説明すると……理由のあるなしに関わらず、書く能力や意欲が消失してしまうという、物書きにとっては忌避される状態です。
書きたいけど書けない。
あるいは書きたくない。
書けるはずなのに書けない。
などなどの状態を指すそうです。「ライターズ・ブロック」で検索してみれば、もっと細かいことがわかります。
とはいえ、「自分もライターズ・ブロックなんですよ!!」と声高に言うにはちょっとはばかられます。書けるかもしれないのに、書かないってのは怠けてるのかなぁと今でも思っていますし。
まぁ、拙作をボロクソに言われたり、何度も落選したりと明確なきっかけこそは思い浮かびますが。
このような近況ノート、あるいは手書きの日記なら一応、書けるんです。
ただ、小説を書こうとすると……どうしても気が重い。パソコンの画面の白紙に向かい合うという一歩すら踏み出せない。ネタこそはあるのに、「自分に書けるのだろうか」という不安ばかりが膨らんでいく。
そもそもなんで「小説を書こう!」と思い至ったのか、そこから思索と迷走を始めてしまっている状態です。
じゃあ小説以外のことをやってみよう、いったん離れてみようとしましたが……書いてないことに罪悪感を覚えてしまう、という。小説以外のことで、心から充実感を覚えるのが難しい。
難儀なものです。
本当は書きたくてしょうがないから、まだここ(カクヨム)にいるのかもしれない……と思ったり。
小説という形で伝えたいものがあるから、常に引っかかっているものを覚えているのかもしれなかったり。
筆を折ろうと思っても、踏み切れないことに自分でも疑問に感じていたり。
そんな感じで、右往左往しています。
小説は状況によって色んな性格のキャラが出てきて、必要に応じてそれぞれの心情を描写することがありますが。
自分自身の気持ちすらわからないようでは、別個の人格を持ったキャラを描くなんて夢のまた夢なのかもしれません。
色々と益のないことを書いてしまいましたが……
とりあえず「追憶の、ヨルワタリ」だけは全話投稿しますので、そこだけは安心して頂ければ。
……また、書けるようになれるかなぁ。