今日は、久しぶりに推敲らしい推敲をしました。
最初に書き上げたものは、情けないほどに登場人物を理解しておらず、もし彼ら彼女らが実在していたなら叱られていますね。
こういった場面では、以前見た長編アニメーション映画制作ドキュメンタリーでの「ダメ出し」が思い浮かびます。
・ツラいときにツラい表情を描く
・危険が迫ったときに怯む
これらは、作画を担当した「個人」の投影であって、登場人物の行動ではないから「ダメ」を出されるのです。とても頷けるダメ出しです。
舞台も登場人物も、あらゆる設定を自身でしているのなら、「わたし」を出してはならず、「彼ら彼女ら」の理解を深めなければなりません。
本当に難しいな、と感じました。今日の推敲に手応えはあるものの、一晩寝かせたらどんな「ダメ」が出てくるのか、期待と不安が半々です。