ごきげんよう刻露清秀です。タイトルの通り、ひなこ様×巫部える様の掛け合いコラボレーションの台本を書かせていただきました。これは第二弾です。次回、第三弾が最終章となっております。お楽しみに。
※11月16日追記:許可をいただき、Youtubeサムネを掲載させていただきました。また、リンクがおかしかったので差し替えています。
今回の動画『愛しい愛しい白雪姫』→
https://www.youtube.com/watch?v=FB5HqYNHDBw第一弾はこちら。単体で楽しめます→
https://www.youtube.com/watch?v=bBlfFKvtAi0&t 相変わらずひなこ様の編集が素敵です。特に今回はBGMが好き……✨ダークファンタジー好きだな、近頃は再確認しております。毒要素とファンタジー要素が素晴らしいマリアージュ。動画としてもめちゃくちゃ美麗です。YouTubeのサムネを貼らせていただいてますが、いいでしょう? 世界観が伝わる素晴らしいチョイスですよね(SNAO様のフリー素材をお借りしています)。刻露の大好きな童話モチーフで、暗黒童話寄りです。今回も当て書きです。
以下ネタバレあります。
今回のコラボの起点は、『敵対ではなく、だけど激しい(感情の)ぶつかり合いがある作品』でした。
第一弾の『厳しい彼女の伝えたかったこと』では、先輩修道女カタリナ(演:ひなこ様)の厳しいお叱りに対し、涙する後輩マリア(演:巫部える様)という形で、このぶつかり合いを書いたのですが、今回の第二弾では、はたから見れば歪んだ、本人にとっては純粋な愛をぶつける母なるお妃(演:ひなこ様)vsその愛を拒絶する娘の白雪姫(演:巫部える様)という構図で、ぶつかっていただきました。vsと書いてしまったことからも伝わるかもしれませんが、激しさと対決姿勢が強めです。親子対決ですね。お妃は対決なんて微塵も思わないでしょうが。
第一弾は、どちらかといえば双方良い人で、お友達になれそうなタイプのキャラクター達でしたが、今回は双方お友達にはなれないタイプのキャラクターです。怖い。もちろん良い意味で。
本当は怖いグリム童話とかが好きな同好の士ならば、わかっていただけると思うのですが、童話の原典に流れている、あっさりと書かれる断罪の残酷さ、人の怖さが、刻露はとても好きです。音声作品になると、文章よりも迫力が増して、背筋にくる感覚が、とても好きです。
ただ、演じていただくことで、怖い面だけではなく、彼女らなりの優しさだったり、怒りだけではない感情だったり、品格が匂い立つというか、文章から『出てくる』表現を聴かせていただけるのは、本当に文字書き冥利に尽きます。
あんなことやこんなことを悪びれもせずに言うお妃様から確かな愛情を感じるのも、あんなこと言い放つ白雪姫から可愛らしさを感じるのも、演じてくださったお二人のお力によるものです。
刻露は受け取り手によってはギョッとするような、ドギツイ文章を良くも悪くも書いてしまう書き手ですが、今回はその癖が荒ぶってる場面がいくつか登場します。第一弾だけでなく、第二弾、第三弾を書かせていただいたことで、遠慮がなくなったというか、どこまでもアクセルを踏んで『激しい』ものを書いて良いんだ!と吹っ切れたというか。演者のお二人、主催のひなこ様に対する信頼、いろいろ要素が組み合わさって、ブレーキを壊せた気がします。TPOは守りたい文字書きなので、いつもブレーキ壊れっぱなしでは困りますが、やっぱり楽しかったです。
聴いてるこちらの背筋がこわばるような『激しい』お芝居の脚本を担当させていただき、本当に光栄でした。お二人の表現はやっぱり直に耳に入れてほしいので、ぜひ聴いてくださいね。
改めて、素敵な機会に感謝いたします。
ひなこ様
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