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エディテッド・ブルーのカクヨムコン応募取消について

 まずは結論から。コロナによる体調不良から書き溜めが間に合わず、締切までに上げられるクオリティの担保ができないため、エディテッド・ブルーのカクヨムコン応募を取り消します。自分のペースで、構想している全25話10万字を書き上げる予定です。カクヨムコンの読者選考を前提に応援してくださっていた方も多いかと思います。誠に申し訳ありません。そして今まで応援をしてくださった方に心から感謝申し上げます。

 インターネット・バケモノズとThe Blue Utopiaについてはカクヨムコン参加中ですので引き続きよろしくお願いいたします。バケモノズ新章の更新は不定期ですが行います。読み周り、レビュー活動も再開いたします。

 ここからは、より詳しい経緯や考えていることなどつらつら書いていきたいと思います。私がまさにそうなのですが、作者の自語り要らんという方はこのあたりでブラウザバックをお願いします。議論がしたいわけでもアドバイスがはしいわけでもなく、本当につらつら書くだけですので、興味がない方はスルーしてください。普段あまりこういうことを書かないのですが、応援してくださった方がいる以上、説明をするのも誠意かな、と思った次第です。







 リアルがリアルが〜とぼかしていたのですが、具体的には、昨年末に離れて暮らす親戚が骨折し通院に付き添いが必要になったこと、本業の進捗が芳しくなく思うように小説の執筆に専念できなかったこと、など複数の要因が重なり、気分がふさいでいたため連載をストップする判断をしました。企画の開催を通じ、素敵な作品に多数出会えたこともあり、モチベーションが回復し、本格的に執筆に向き合う気持ちを固めたところで、年末の疲れが祟ったかコロナに感染し、本格的に執筆が立ち行かなくなった次第です。現在は体調も回復し、執筆意欲も戻っているのですが、私の執筆スピードでは間に合わないな、という判断で今回の応募取消となりました。

 コロナウイルスには今まで罹患したことがなかったのですが、ウイルスのせいもあってか自暴自棄というか卑屈というか、今までにないほど精神状態が不安定になり、刻露清秀として活動をスタートして初めてといっていいほどSNSからもカクヨムからも遠ざかってしまいました。そこまで高熱ではなかったのですが、久方ぶりに熱を出したので、脳みそが暴走する感覚がありました。コメントの返信、素敵なレビューへの反応が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

 卑屈になって何を考えていたかというと、こうして文章にしてしまうとくだらなくて笑えてきますが、『大変な思いをしている人がいる中で何もせず、星も振るわないしランキングも厳しいエンタメなんて書く意味なんてあるわけ?』ということです。現時点での私の答えとしては、『私が凹んでいても何も好転しないことで気落ちするのは誰のためにもならないし、百人が駄作だって言っても一人が面白いって言ってくれるかもしれないんだから書く以外あるわけ?』が答えです。更新が止まったこともあり、読者選考という点ではかなり厳しい拙作ですが、面白いと言ってくださっている方の言葉を否定するのは、よく考えなくても失礼な話ですし、そもそもコンテストやサイト上のランキングで振るわない作品は、価値がないわけではなくただ単に『コンテストやサイト上のランキングで振るわない作品』だと私は思います。読者としてサイトを見てみて思うのですが、星が0でも面白い作品はいくらでも存在しますし、コンテストやサイト上のランキングで上位の作品が、必ずしも私が読んで面白い作品とは限りません。

 昨年は私にしては多くのコンテストに挑戦し、落選した年でした。挑戦したことについて、いろいろ理由はありますが、『インターネット・バケモノズ』の旧版が、手応えがあり初めて読者選考を突破したことが大きいです。これはやれるかも、と。そして会心の出来の改稿版が数字的には伸び悩んだこと、それだけでなくコンテストでも落選したことが、年末にかけての気分の落ち込みの要因であったように思います。重ね重ねになりますが、今の私としては数字や結果が価値だとは思っていませんので、これは自作の否定ではなく自分の行動の分析です。そして十万字を超えているのでバケモノズの新版はカクヨムコン参加中です。新章はゆっくり進行になりますがどうぞよしなに。

 エディテッド・ブルーはそんな中で、流行を無視して書きたいことだけ書いたらどうなるのか、突き詰めて、プロット相談サービスも利用して、書きたいものを詰め込んだ物語です。執筆は続けていますので、コンテストとは関係なくなってしまいますが、そう遠くないうちに連載再開、完結まで持っていけると思います。しばしお待ちを。

 昨年は良くも悪くも『これはやれるかも』に振り回された一年でしたが、今年は自分のやりたいこと書きたいことを煮詰めて書いていく一年になるかと思います。コンテストに出してるのはそりゃあ書籍化、というより誰かと一緒に作品を作り上げる機会が欲しいからなんですが、私はやりたいことだけやって生きていくと決めているので、今は焦る時ではなくじっくり向き合う時と思い、こういう結果になりました。もちろん今年のカクヨムコンにエディテッド・ブルーを出すことはものすごく大切なことだったわけですが、同じくらい自分のペースで自分の人生を歩むこと(急に壮大!)は大切なことで、それを止める人なんて誰もいないわけで、凹んではいるんですが、ぼちぼち頑張ろうと思ってます。

 要するに、『年末忙しくて凹んでコロナかかって文字通り病んでたから応募取消ましたが復活してます元気です!』が全てです。めちゃ単純。

 ぐだぐだとまとまらない長文を書いてしまいましたが、引き続きカクヨムコンに参加している作品も、エディテッド・ブルーもよろしくお願いします! 今は心身ともに回復しておりますので! カクヨムコン応募作品とは全く異なる作品で、書籍化・商業化とは異なる形ですが、幸いにも『誰かと一緒に作品を作り上げる機会』はいただいておりまして、嬉しいご報告も近いうちにできるかと思います。ここまで読んでくださった方に何かいいことがありますように、よくいくお寺でお祈りしておきます。皆様よいカクヨムライフを!

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