数日遅れになってしまいましたが、運命の恋コンの中間選考結果が出てましたね。
私の作品は案の定、突破できませんでした。
正直に言えば、何となく予想はついていましたね(汗)
私は『魔道具姫は師匠を落としたい 〜振り向かれないので薬に頼ります〜』というお話を出させていただきましたが、結構な反省点がありました。
これは何回か近況ノートで書かせていただきましたが、このお話は実験作として「お手軽に読める」「読みやすさ」という部分を重視して書かせていただきました。
そのせいか、物語の作り込みが甘かった気がしております。
それに、募集要項を読む限りは女性向けを求められているように感じておりましたが、それを上手く作れていなかったとも思っています。
「スパダリ」の要素を盛り込んだつもりではありましたが、最終的には男性向け要素が増えていったかなぁと、投稿している最中には感じておりました。
自己評価としては、終始中途半端な物語に落ち着いてしまったのかなと。
自分の実力の低さはいつも感じておりますが、今回の反省点として主だって感じたのは——
1、 狙う読者層を絞りきれていなかったこと。
2、 読みやすさ、手軽さを重視するあまり物語自体に厚みを作れなかったこと。
3、 運営が求めている話の軸から逸れてしまった事。
と、この辺りでしょうか。
1は言葉の通りですね。そして3もそのままでしょうか。
2は、私は基本的に物語を考える際にテーマを決めるのですが、今回に限っては練り込みすぎると手軽さが無くなってしまいそうでテーマを決めなかったのが大きな要因ですね。
手軽さとテーマは両立出来る——というのは、今は理解しておりますが、当時は気が付いておりませんでした。
それに合わせてプロットも作らず、思いつくままにお話を書いたのも大きいですね。
テーマは物語の背骨……それが無くては真っ直ぐなお話なんて書けませんよね(背骨はS字に曲がっているというツッコミは無しですよ)
総じて、現時点で思うことは手抜きが過ぎた……といったところでしょうか。
他の仕事で言われているかは分かりませんが、私の仕事では「段取り七分」「段取り八分」という言葉がありまして……。
言葉通り「仕事の七割、八割は段取り……準備で決まる」という言葉なのですが、今回はそれを疎かにしたのが大きな要因でしたね。
先程書いた1、3の要因も、キチンと準備段階で考え、悩んでいれば気が付くことが出来たでしょうから、あとは実力のみの勝負に持っていけたはず……。
去年の「賢いヒロインコンテスト」では中間選考を突破でしたのですから、実力的にも中間選考であれば突破できる程度はあったはずです。
それが出来なかったのは、ほとんどが準備不足であり、甘く見た私が悪い……というのが、今回のコンテストと通して私が感じた反省点です。
次にどのコンテストに参加するかは不明ではありますが、今回の失敗を踏まえて、しっかりとした準備をした上で頑張ってみようと思っております。
以上、運命の恋コンの中間選考結果出てましたね という話でした。