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原案『恋愛リアリティ小説』

原案『恋愛リアリティ小説』

【ジャンル】
ロマンティックコメディ

【コンセプト】
恋愛リアリティショーを、連載小説上で行う。

【ストーリー例】
①恋愛リアリティ小説の企画
人気男性小説家が、新しい企画「恋愛リアリティ小説」を発表する。
オーディションで選ばれた三人の女性が彼とデートをし、その経験を基に小説が連載される。
最終的に、その中の一人が彼の本当の恋人になるというものだ。

②オーディション
主人公は小説家の大ファンで、彼の才能に憧れている。
彼女はオーディションを通過し、大喜びする。
彼女は、才能のある小説家に自分の本質を見抜いてもらおうと、期待に胸を膨らませる。

③初めてのデートと小説執筆
主人公は、小説家との初デートを楽しむ。
しかし、デート後に発表された連載小説を読むと、彼女が思っていた自分とは、まったく異なる女性が描かれていることにショックを受ける。
他の女性たちは主人公よりも大人で、面白おかしくデフォルメされた自分を楽しみながら、小説を読んでいる。

④二回目のデートと口論
主人公が次のデートで小説家に抗議するのだが、彼の反応は鈍い。
次回の小説でも、やはり彼女にとっては不本意なキャラクターとして描かれる。
主人公が、どれだけ演技をしても、彼女にとっては思いもよらない小説になってしまうのだった。

⑤主人公の自己発見
仕事や家族との関係、友達付き合いでも、様々な問題を抱えている主人公。
小説家の描写に反発しつつも、次第に彼の創作が自分の本質を捉えているのではないかとも思えてくる。

⑥二人の激しい衝突
主人公が小説家に対して不満を募らせていき、ついに彼を批判する。
彼の独善的な態度、こんな女性を下に見るような企画を思いつく、彼の傲慢さを彼女は指摘する。
プライドが高い小説家は、自分のファンから批判されたことにショックを受けてしまう。

⑦最後のデート
彼女は、もはや作家とファンではなく、一人の人間として彼と向き合う。
冷静沈着で温厚な人間を演じていた小説家が、誰も見たことのないような態度を見せる。
早熟の天才で完璧な人間というパブリックイメージを守り続けてきた彼は、彼女の助けで自分の殻を脱ぎ捨てるのだった。

⑧最終回
小説家から愛を告白されて、主人公は驚いてしまう。
うすうす分かっていた他の女性たちは、二人を祝福する。
小説が完成し、評価される。

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